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つゆ本番かハシリか

 昼間は晴れていたが、会社を出た7時過ぎから雨が降り始め、自宅最寄り駅に到着した頃には土砂降り。さすがにこの季節だ。今年は一部マスコミで空梅雨の予報がでており、四国香川では水不足のニュースも流れていた。子供の頃は香川県は満濃池をはじめとしたため池の多い水の国と教えてもらったおぼえがあるが、この頃は様変わりしたようだ。
 今日は仕事で少し空きができたので、発声練習のweb作成原稿のなかで、歌舞伎のせりふで早口言葉の練習にもなるという「外郎売の口上」というのをネット検索した。ものすごい長い「早口言葉」であるが、アナウンサーになるような人は必ず練習するそうなふるい文献でした。会社で練習する程の価値は見出せなかった。さわりだけ披露する

拙者親方と申すは、お立ち会いの中にご存知のお方もござりましょうが、
お江戸を発って二十里上方、 相州小田原一色町をお過ぎなされて
青物町を登りへおいでなさるれば、欄干橋虎屋藤衛門、
只今は剃髪致して円斎と名乗りまする。
元朝より大晦日までお手に入れまするこの薬は、
昔、ちんの国の唐尽、外郎という人、わが朝へ来たり、
帝へ参内の折りからこの薬を深く籠め置き、
用ゆる時は一粒ずつ冠の隙間より取り出す。
依ってその名を帝より「とうちんこう」とたまわる。
即ち文字には「頂き・透く・香ひ」と書いて「とうちんこう」と申す。
 只今は、この薬、事の外世上に弘まり、方々ににせ看板を出し、
イヤ小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと、色々に申せども、
平仮名をもって「ういろう」と記せしは、親方円斎ばかり。
もしやお立ち会いの中に、熱海か塔の沢へ 湯治にお出でなさるるか、
又は、伊勢御参宮の折からは、必ず門違いなされまするな。
お登りならば右の方、お下りなれば左側八方が八つ棟、
表が三つ棟、玉堂造り、破風には菊に桐のたうの御紋を御赦免あって、
系図正しき薬でござる。
 イヤ最前より家名の自慢ばかり申しても、
ご存知ない方には、正身の胡椒の丸呑み、
白河夜船、さらば一粒食べかけてその気味合いをお目にかけましょう。
先ずこの薬をかように一粒舌の上にのせまして、
腹内へ納めまするとイヤどうも言えぬは、
胃・心・肺・肝がすこやかになりて
薫風候より来たり、口中微涼を生ずるが如し。
魚鳥・茸・麺類の食い合わせ、その外、万病速効ある事神の如し。
さて、この薬、第一の奇妙には、
舌のまわることが、銭独楽がはだしで逃げる。
ひょっと舌がまわり出すと、矢も楯もたまらぬじゃ。
 そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ。
アワヤ候、サタラナ舌に、カ牙サ歯音、
ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、
ーーーーー延々と続くーーーーーーーーーーー

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