今日がいちばん新しい日
今日は台風一過で暖かくて空も殆ど青空。しかし、夕方頃まで風は強く、朝テニスも天候不順で月曜当番のdachs飼主判断で中止とした。暇なので、図書館で新刊文庫を借りてきて読んでいる。
『一般的にいって老人が幸福に余生を暮らすのには、住居と経済、健康、人間関係の3つがいちばん重要な要素である』には、その通りと納得した。
もう1冊は精神科医の和田秀樹先生が書いた「この国の息苦しさの正体(2017/07/30)」。
ひたすら場の空気を読み、タテ関係の序列を乱すことをおそれ、逸脱した者を叩く日本人、不安感情を煽るメディアや政府。白黒つけさせたがる大人たち。自分に未来が見えない故に他人を貶める。こうした日本社会の大批判である。炎上が何より怖い、忖度しなければ左遷、人の悪意の餌食にならないために汲々――なぜこの国はこうも息苦しいのか? 「今だけ、カネだけ、自分だけ」の世の中で不幸の損切りをするのに精いっぱい。感情の奴隷とならず、自分自身を救う術とは何かを説く本。
半日で2冊を読み終えたが、偶には小説以外の読書も考え直す機会として良いと思う。
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