彼岸に思う
今日も東京で朝方雪が降ったと言う。ニュースによると伊豆大島にも積雪があったらしい。おかしな季節の移り変わりではあるが、庭の草花は春を知らせてくれる。黄色やピンク紫の低い草花が土から生え出すとなんとなくわたしたちも元気になる。
今日はまだ彼岸では無いが、春の彼岸会合同法要に船橋まで出向いた。自宅までは近所の方もあまりお坊さんを呼んでいないようなので、こちらへ住んでからずっと、春秋とお盆の年3回、お寺に行って先祖代々の霊を法要していただいている。ご住職もDachs飼主と同じ団塊の世代、今年で60歳を迎えられたそうだ。そのお坊さんが法話(講話)として面白いことを言われた。「自分は50になった時、60歳を目指して生きようと思った。60歳になった今、65歳になるまで生きようと思う。しかし、仏教では命を考えるときが1年に2回ある。それが春秋の彼岸だ。春の彼岸になったら、先祖をしのびながら、命の大切さを考え、秋まで正しく生きようとするのが仏教の教え」だそうだ。今年の春彼岸の中日は21日。明日18日(日)から24日(土)までがお彼岸。最終日は東祥寺さんで坐禅の会もある。充実した面白い生き方ではなく、仏や先祖に褒められる(喜ばれる)活きかたとは何かを考える良い機会でもある。
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