腰椎穿刺
いま、都内墨田区の病院にいる。認知症の素因とされるAβ(アミロイドβ)を減らす薬のモニターになるべく試験(スクリーニング)中だ。Aβは40歳ごろから徐々に脳内に蓄積され始め、これが脳内の認知機能を衰えさせる。モニターの対象者は現在健康だがAβが年齢相当以上に蓄積されている謂わば認知症予備軍である。もちろん、予備軍なので必ずしも認知症にかかるわけでもないとドクターからは聞いている(微妙な話だが・・・)。スクリーニングは先月11日に精密健康診断と脳MRI診断、26日にはパートナーとしてツレアイを同伴して、認知機能検査をして貰ってきた。いずれの検査でも現在認知症にかかってないことは明言されたが、本日の腰椎穿刺は予備軍チェックとなる。腰椎に長い注射針を刺して延髄液を15CC程度採取してAβの量を調べる。Aβも何個かの成分があり、認知症を進行させるのはAβ40が素因と言われる。脳にAβ40が増えると、逆に髄液中にはAβ42という成分が減るらしい。今回の髄液採取ではAβ42基準である600以下だと認知症予備軍と診断されることになる。
11時に病院に到着し、12時から準備を含め20分ほどかけてゆっくりと髄液を採取された。背中側から採取するので、どんな感じかは全く分からないが、部分麻酔を何回かしたあと採取中は腰が重くなる感じがした。1時間ほど安静にして1時半ころには立って歩いて昼食をとった。その後は食事以外の時間は自由行動で明日朝朝食を8時半にとり、午前9時には解放される予定になっている。食事はすべて宅配弁当屋が持ってくるのだが、質量とも低い少ないので、明日昼焼き肉屋か夕食はすき焼きを食べさせてくれとお願いメールをしておいた。写真は病院近くの隅田川から浅草方面を撮影。
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