2007年2月6日火曜日
PM7時16分投稿 天安門と紫禁城
今日も薄曇。普通ならホテルから天安門まで20分位で到着するが朝は通勤で混むので念のため7:30に出発。案の定、渋滞に巻き込まれ、倍の40分かかってやっと天安門に着いた。流石、天安門広場は大きかった。文化大革命の際には40万人がこの広場に集まったというが、収容人数はナント100万人が入っても演説ができるらしい。北京市内で一番有名な観光地なので朝から大勢の観光客が着ており、兵隊も問題の発生しないように立しょう警邏していた。広場だけでなく、天安門も掲げられている毛沢東の「顔」も聞きしに勝る大きさ。あの有名な顔は写真ではなく、なんと油絵。しかも毎年専門の画家が寸分違わず、描きなおしているという。天安門の次の端門をくぐればすぐ先は故宮。いわゆる紫禁止城であり、南北に何Km、東西に何Kmの膨大な広さ。昼食後に行った天壇公園は1その凄い広さの故宮の4倍もあり、中国、北京のスケールのでかさをあらためて感じた。故宮は1万室弱の部屋があり、とても回れないので中心の道だけをとおり見学していったが、それでも3時間は優にかかった。故宮は大きいだけでなく、建築の華麗さ荘厳さは何の説明も無くても肌で感じる。故宮のメインには木が一本もなく、レンガ敷きの広場になっている。ガイドさんの説明によると「四角の枠内に木があると困るという字になるので木は植えていない」とのこと。いろいろ宮廷のしきたりや環境、時代の英雄たちを取り巻く話を聞いていると興味がつきない。昔テレビで見た「ラストエンペラー」が故宮舞台であるとのことなので、近日中に再度良くみてみたい。
昼食は上海料理で代表的な中華料理がでてきた。
昼食後は故宮の4倍もある天壇公園を全部廻るわけに行かないので、メインの場所だけ約1時間ほど見学した。その後、中国建築の歴史と技術を見るために、中国建築博物館、技術工芸品を見るために、百工博物館を各々見学。いずれもいろいろと教えてくれたが、最後には安いから買わないかのセールが付属。いずれも余分なものの購入は旅の始めから考えていなかったので、衝動買いはまったくせずに済んだ。
夕食は連れ合いが楽しみにしていた北京ダック。数々の中華一品が出た後に、アヒルのエキスのみのスープから北京ダックのセット(肉・皮・ねぎ・たれ)がでてきた。ダックは包丁でスライスしている実演を見ながら食したので味もまた格別だった。日本のように川だけでなく、厚い身もつけてくれてとってもジューシーで美味かった。
今日で実質3日間のツアーは終了。明朝は6時にホテルを出発し、7:50の成田行きに搭乗する。今からさっさと、明日の出発の用意をしなくては。