酷暑も最終段階
昨日昼、いつものように近くの近隣食堂を探しながら少し歩いたが、最高気温35度とは言え、お盆の風らしきものが吹いていた。昨夜も今夜も風が少し涼しく感じられるようになり、いよいよ夏も最終段階に入ってきた感じがした。
昔祖母も父も近所のおじいちゃんおばあちゃんも「今年ほど暑いことはなかった」と、良く言ってたのを「忘れているだけだろう、そんなわけは無い」と子供心に嘘だと思っていたが、私も熟年世代に入っておなじことを言ってる自分に気がつき、笑みがこぼれる。昔は多少暑くなっても面倒くさがらずに道や庭や木々に打ち水をしたり、すだれをかけたり、風鈴をつるしたりと気温を下げる、または気持ちが涼しくなるような工夫を惜しまずにやってきた。前の道路や屋根に打ち水をして、蚊取り線香を焚きながら床机で近所の連中とへぼ将棋をさしたり、ボンボンベッドに横になると夏の涼しさを十分感じることができた。これ以外にでも金魚鉢を見たり、縁日で金魚すくいをしたり、行水をしたりすることでも涼しさを感じることができる。ところが、今は道がアスファルトや石畳になって少々の打ち水でも涼しくならないので仕方なく扇風機やエアコンのお世話にならざるを得ない。なんとかならないものか。
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