認知症セミナ受講
風はあるが、朝から暑い。九州では気の毒に凄い豪雨だそうだが、我が関東地方では梅雨が明けたのではないか、と思われるほど陽射しが強く、暑い。人間ドックに入った1昨日から九州では大雨だが、前回人間ドックに入った昭和61年のときも茨城県小貝川の堤防が決壊していたことを思い出した。今から26年も前の話で、それから人間ドックには行ってないことになる。暑い中、愛子婆さんの通っているディサービスからお誘いがあり、ツレアイとともに「認知症セミナー」を午後一番から聴講。
認知症の患者しか入れない「グループホーム」主催で認知症の基礎から家族の対処、ホームの活用などについて約2時間にわたって聴いてきた。例えば物忘れは「食事のメニューを忘れた」が、認知症では「食事したことを忘れた」など体験の一部を忘れるのではなく、認知症は体験したことそれ自体を忘れてしまう。症状としては「もの忘れがひどい」「判断力理解力が衰える」「時間場所がわからない」「人柄が変わる」「不安感が強い」「意欲が無くなる」事例について詳しく対応方法まで丁寧に説明してもらった。対応方法の基本は「本人のペースに合わせる」「本人の思いを理解し、受け入れる」「安心できる環境つくり」ことが大事。愛子婆さんの言動に思い当たることが多々あって、家族の対応にも、思いもかけないミスをしていたことを反省させられた。パーフェクトまでは行き着くと思ってないが、少しでも認知症の本人が安心・相互信頼できる術を少しずつ体得してゆきたい。
写真は先週かいてきた愛子婆さんの習字で、今回は名前を書き忘れている。
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