103万円の壁
年末騒がれているニュースは韓国大統領の弾劾と「103万円の壁」だろう。今日は我が地区のローカル紙で103万円に関わる税金の話が出ていた。わが国では税収は定額の控除を基本としているが、他国の多くは年収に対する比率で控除額がそれぞれ変わり、一定額の壁などは存在しない、という。
国レベルの税収について興味深い数字が出ていた。20年前の1995年の所得税収入は19兆、消費税は5兆円に対し、本年の所得税見込みは21兆、消費税は22兆円にもなっているらしい。低年収の控除額を高めても地方税の減収など短所は多くあると思われ、この際、所得税の累進課税を高年収の人にもっと税収を騰げる施策を実現して貰いたい。国会議員や寄付を期待している大手企業幹部、国家公務員、学者や評論家に加え話題を提供するメディア職員は高収入だと思われるので出きないだろうが、庶民にとっては大変残念だ。年収1千万円以下の人ばかりが話題にされるのは変ではないか。
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