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終わらざる夏

後世に残る名作だ リサイクル本ではもったいない 大切にしたい

 図書館では毎月新刊がたくさん入っている。どこでもやっているのではないかと思われるが、利用している図書館では新刊SDI(お知らせ)サービスがある。著者などをエントリーしているとその著者が書いた新刊が入るとメールで図書館から連絡をしてくれる。その本が読みたければ、図書館に予約できるのだ。そのぶん書籍スペースには限りがあるので、適宜、図書館のリサイクルスペースにリサイクル資料として無料で持って帰ることができる。雑誌類は3,4年程度、書籍は10年くらいでリサイクルされているようだ。先々週浅田次郎の「終わらざる夏」上下巻を貰って読んだ。終戦後にソ連軍が千島列島に戦闘を始めたことが終わらざる夏(戦争)の題名の由来。その終わったはずの戦争の経過は下巻の後半少ししか書いていない。ほとんどの部分が戦争という大きな理不尽に巻き込まれ、懸命に生きた人びとの姿を描いた感動的な長編小説で思わず引き込まれた。終戦直後の知られざる戦いを舞台に戦争の理不尽を描く歴史的大作であり、ぜひとも、世代を超えてたくさんの人に読んでいただきたい、素晴らしい作品だと思った。この本だけはもう一度読みたいのでいつもは捨てたり返却したりするのだが、我が本棚に納めた。

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