人新世の資本論
旅行前に図書館で借りた「人新世の「資本論」」をようやく読み終えた。なかなか読み応えのある斎藤幸平氏の作品だった。375ページにもわたる大作だった。結論は、資本主義に伴う環境破壊、中でも地球温暖化による環境破壊を解決するには資本主義から脱して、「脱成長コミュニズム」を目指すべきと書いている。世界規模の温暖化について著者は行過ぎた資本主義に原因があるとも断じ、資本主義で不平等が加速していることも具体的事例で明らかにしている。何となくは分かっていて違和感を感じてはいたがそういうことかと変に納得している。「世界で最も裕福な資本家26人は、貧困層38億人(世界の人口の約半分)の総資産と同額の富を独占している」これを変化させるには、最終的には一人ひとりが立ち上がってその数が全体の3.5%に達したら世の中が変わると結んでいた。3.5%の人々が非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が大きく変わるという。マルクスの資本論を一度読了してみたい気になった。
前日の2024時計デザインをワインイメージにチェンジしてみた。


