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ウィルスの脅威

スペインインフルで4千万人が亡くなったという

 オリンピックやワクチンに関しコロナ対策がまた大きく揺れている。図書館で山内一也氏の「ウィルスの意味論」に続き、速水融さんの「日本を襲ったスペイン・インフルエンザ」を飛ばし読みした。500頁に近い大作であった。大正7-9(1918-1920)年にかけて、世界では4千万人、わが国でも40万人が尊い命をおとした。「手を洗え、うがいをせよ、人ごみに出るな」といった呼吸器病流行に際しての注意を喚起しただけだった。90年近く前は確かに医学、公衆衛生の知識は現在よりはるかに低かっただろうが、今でもわれわれがなし得る唯一の「対策」であることに変わりはない。十九世紀後半、人間は細菌を「発見」し、それが原因となる流行病をほぼ撲滅した。しかし、ウイルスが原因となる流行病はまだまだ解明されていない。もっと人間はウィルスに対して謙虚にならなければいけないと思った。家畜が伝染病にかかると全頭が殺処分されるのは、ウィルスが人に感染するのを防備しているためだ。それ以外でもスペインインフルエンザのように渡り鳥がウィルスを運んできて、人に伝染させることも十分考えられる。2冊の本を読んでウィルスの恐怖を改めて知った。

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