アデュカヌマブ
午後のテニスは曇って風が強かったが温度はそう低くはなかったので半袖半パンツでも寒くはなかった。83歳と82歳の方々とダブルスでプレーした。年齢をわきまえ、ネット際に落とした球は無理に走って獲りには行かずに、自分の防御範囲で的確にボールをコントロールされている。「30年以上コートでプレーしているのが認知症の予防になるかもしれないよ!?!」と笑って話してくれた。認知症の話題を1昨日サンデー毎日最新号で得たので忘れぬうちに記録しておく。
主な原因症状のアルツハイマー症はアミロイドβによるものだが1906年ドイツの医師アルツハイマーさんが発表した病気。それから1世紀、研究対策が一進一退していたが、日本の製薬メーカーエーザイが1996年症状の進行を8か月~1年半食い止める薬として「アリセプト」を発表し、全世界100か国以上で承認された。しかし、これは対症療法薬であり、病気の進行に直接介入する根治薬ではなかった。アミロイドβを抗体として筋肉注射すれば新型コロナのワクチンと同様の効果としてアミロイド班に侵された神経細胞を撃退できるのではないかとの理論にまで最近進んでいるそうだ。その薬が新薬「アデュカヌマブ」という。dachs飼主が80歳くらいになるまでに治療薬が完成してほしいとおもう。
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