運転免許証
dachs飼主のツレアイはこの街に住み始めてから運転免許証を取得した。40歳を前にしてでも、わが街では当時、バスも交通機関も発達していなかったので、無理をしてでも取りにいかねば生活に不自由をきたす。そういうdachs飼主も運転免許は大学在学中に取ったが、わが街に引っ越すまではペーパードライバーであった。なぜ取ったかというと、就職に有利に働くだろうということ、あると写真付きなので身分証明になるという2点のみで難しい交通ルールを覚え、自動車学校で当時10万円近くかかったのではないだろうか。この街に引っ越すまでは横浜、川崎、東京都内を何度か引っ越したが、車運転の必要性を全く感じなかった。
ところが、わが街は人口が2万余人のラーバンな街(行政区分でも市ではなく町)だったので引っ越した。ラーバンとは田舎(ルーラル)と都市(アーバン)の合成語でツレアイがこの街が良いと主張された。会社まで1時間乗換2回で電車に揺られるが、小学生の息子と娘を抱える我が家では空気も綺麗だし、野菜も新鮮で良いなどと言われ、この地に決めた。しかしながら、ショッピングなどでは公共交通機関が不便で、どうしても必要なものは遠くまで買いに行かねばならない。dachs飼主は自転車にも乗れなかったが、まず自転車に乗るようになり、次には50㏄の2輪車も買った。その次には中古のコンパクトカーを買ってカー生活を始めた。最初はペーパードライバーでドキドキしたが、始めたころは駅前には駐め放題の無料駐車場があり、信号も自宅から駅まで3個しかなかった過疎状態だったので運転技術の習得にまでにはそれほど時間がかからなかった。自転車やバイクに乗っているときは大きなトラックが脇から追い越してくると、車体が揺れるほどでとっても怖かったがそれも解消できた。
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