老後をどう生きるか
先日「老後をどう生きるか」的な軽い本を図書館で借りて、通勤電車の往復で読んだ。2時間前後で読みきれる本だったが60歳を超えたDachs飼主にはいろいろおもいあたることがあり、興味をもって読めた。
サラリーマン生活を終えるときに夫が妻に「来春には会社をリタイアしよう、と思っている」と決意を述べると「長い間、ご苦労様」ではなく、「私が働きに出ようかしら」と言われたとの話から始まる。妻は今まで自分なりのスタイルで日中意識せずとも自由に生活してきたのが、夫が24時間家に居座り続けられると、勝手気ままなマイフリースタイルが崩れてしまう。「お昼は梅干とお茶漬けで済ませておこう」「好きな音楽を聴きながら掃除をしよう」「これはマァいいので、明日にしよ」と決めてきたことが、夫がいるせいでやり辛くなるようだ。夫にすれば気にしないでも良いと思われることでも、妻にすればやはりそれなりに気を遣う。妻はやはり「夫は日中外に出ていて欲しいもの」らしい。熟年離婚・定年後離婚はそういう気持ちの行き違いから起こるものが多いらしい。
Dachs飼主は幸いもう少し働けそうなので今は深刻に悩んでいないが、悩みだすのはそう遠くないかもしれない。2002年から約2年半ほどそれに近いシチュエーションが発生していたが、なんとか乗り越えられた。やはり自分の好きなPC生活でも家に居ると「妻は余計に気を遣うらしい」ので、外に散歩にでたり、していたほうがありがたいらしい。
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