浦部駐在所
こうほう印西の来月15日号掲載の取材を昨日してきたが、その原稿素案を本日書き上げて関係先にメール送付しておいた。
************************************************************
『浦部駐在所』
印西警察署では市民の治安を近くで守るべく4カ所の交番と5カ所の駐在所があります。今回は松山下公園近くにある浦部駐在所へお伺いしました。こちらは印西市の北西地区700所帯約2000人が管轄地域となります。3年半ほどの野田警察署勤務を終え、1年ほど前からこの浦部駐在所を守るのは四街道市ご出身の佐久間さん。
駐在所の勤務は午前8時半から午後5時15分ですが、午前中は基幹路線の交通安全、午後は児童集団下校の見守りや巡回連絡など外出しなければならないことが多いようです。巡回連絡とは地域住民のお宅へのパトロールを指します。しかし、駐在所には土日深夜を問わず電話や来訪がいつあるやもしれません。佐久間さんが不在の折は奥様が対応したり、近隣交番の方が応援に駆けつけてくれたりするそうです。
特殊詐欺で息子、銀行、役所、警察の者などと騙る手口があることは知られてきてはいますが、佐久間さんは高齢者をメインに「変な電話がかかってきてませんか」「ご家族と連絡は取られていますか」などとこまめに巡回連絡してゆきます。「私は大丈夫」と思っている方も多いでしょうが、当事者になってみると冷静な判断ができなくなってしまいがちです。犯人はいろいろな方法で皆さんを狙っています。絶対に被害者にならないよう気を付けましょう、と佐久間さん。
また、管内の木下街道(県道59号線)は、交通量、特に大型車の走行が多く、歩道も狭いため、自転車や人のすれ違い走行など交通安全にも特に注意するよう連絡を小まめにしているとのこと。佐久間さんの優しい人がらが住民の安心感を生み出しています。
9地区ある町内会自治会連絡会議には毎月参加しているなど、地域の安心安全を守るのは警察の仕事とはいえ、私たち住民や組織も現実の問題意識を共有し、もっと積極的に連絡連携をしてゆくのが望ましいと感じました。
警察官は若干近寄り難い存在と思っていましたが、警察と住民をつなぐパイプ役として、親しまれ慕われる「駐在さん」「おまわりさん」とは日頃から親しくしておきたいですね。駐在所の前には住民の方々が植えた春の花々が綺麗に咲いていました。問合せ浦部駐在所(電話42-4511)。
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この投稿のコメント・トラックバックRSS
コメントする