冬の遊び
昨日は立春とは言え、今朝から雨が降る冷たい一日。夜になって雪に変わり、場合によっては明朝はつもっているやもしれない。ジムも休みでテニスにも行けないので一日我が家に居た。月例のミニコミ紙が到着した。今回の『僕たちの昭和ものがたり』は第18回目、『冬の遊び』として先月の熱海電車旅の車中から原稿を送っておいたものである。本当は外の遊びだけでなく家の中での遊びも書きたかった。原稿量への配慮で、出せなかったもの。
『外に出かけないときは、一人か家族で遊ぶ。家の南面に作られた板張りの縁側。冬はサンテラス風で、ひなたぼっこのできる暖かい空間を提供してくれる。低学年はここで過ごす時間が長かった。座布団に正座して縫物をするおばぁちゃんの姿。父親には糸巻と輪ゴムを使った戦車を作って貰い、母親からはリリアンで靴下のようなものの作り方を教えて貰った。遊び道具を作って貰うと自分だけのオリジナルものとして嬉しく、眼を輝かせて、自分の宝として話を作るなど、長く工夫しながら遊んだ。押入れの奥にしまってある祖母の裁縫箱を見るとそんな光景が浮かび上がる。自分でも竹ひごやアルミニウム製の長い鉛筆キャップ、蒲鉾の板、酒の王冠など身近なものをいろいろと加工して楽しんだ。縁側で作ったおもちゃは冬だけでなくオールシーズン活躍してくれた。』

