要介護レベル3
先月愛子婆さんの介護再認定の結果が市の福祉介護課から書留郵便にて送られてきた。結果は要介護度3いままで要介護度1だったので一挙に2ランクアップとなった。体の動きにはやや衰えは感じられるものの、著しい麻痺や拘縮はなく、複雑な移動動作もつかまればできる。しかし、意志疎通については自分の名前や生年月日を言えないのはもちろん、毎日の日課理解や全ジャンルでの意思伝達や指示への反応ができない。その他、感情が不安定になったり昼夜逆転したり、介護に抵抗するなどの問題行動も頻繁であり、その結果として2ランクアップしたのだと思う。
介護度アップにより、今月からディサービスやショートスティの利用回数や時間が若干増えるとともに、介護ベッドの購入貸与などで今までと介護保険利用の形態が変わってくるので、利用者もさらに勉強が必要となる。
[tip]要介護3
要介護3とは、要介護認定において認定される要介護度区分のうちのひとつで、介護を必要としている状態が中程度のものとされている区分です。要介護3では、要介護1及び2で認められる日常生活動作やそれを行うための高齢者の身体能力が更に低下し、また認知症の進行も認められるという状態が含まれています。
認知症の進行は認知能力が低下しているということでもあるため、ある動作のために行わなければならない手順や仕組みなどを理解できないことがあります。以前はできたことなのに出来ない状態や、自身の思うように動作を進められない状態は、高齢者自身に苛立ちや混乱を生じさせ、精神的なストレスへと繋がってしまいます。更に心の状態が悪化することも考えられることから、細かい動作の介助を行うことや、高齢者の必要とする手助けを行って動作をスムーズに進めることが必要となってきます。[/tip]
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