キングスキャニオン
朝5時に起床し、昨日スーパーで買ったサンドイッチとコーヒーで食事をして、チェックアウト用に荷物をトランクに詰めて朝6:00の迎えバスで15分程のキングスキャニオン登山口に到着。
最初から急な登りで赤い岩山をガイドさん・ドライバ-も含めて4人で登る。行程は約3時間の登山だが、我々4人以外誰も居ない。日の出は午前7時過ぎなので、足元はまだ暗い。高所恐怖症の方には辛いとガイドさんから事前に聞かされていたが横風もそんなに強くないし、それほどの怖さは感じなかった。ほかに1時間の麓散策も選べたが、昨日は殆どドライブだけだったので、躊躇することなく登山を選んだ。周りの赤や茶、褐色岩の連なり(グラデーション)は驚嘆と感動の連続であり、手持ちの小型カメラを何回もポケットから取り出して(両手両足を使って登る急な坂もあり、首にカメラをぶら下げても岩に当たればカメラが壊れてしまう)何度もシャッターを切っては進む繰り返しでほかの3人にはいつもおいてけぼりを食っては急ぎ追いかけてた。
飼主妻はこのような断崖絶壁の美でUSカリフォルニアのグランドキャニオンは行ってるが、飼主はこのキングスキャニオンが初めてだったので、大きな感動を貰った。大きな断崖絶壁や途中で少しコースを迂回して鴨が2匹いる「エデンの園」という泉に立ち寄りゆっくり。ドライバーさんも60を越えていると思うが、足腰は達者で女性ガイドさんも頑張ってここまで普通の速度より早いペースでここまで来られた。美しい山を存分に堪能できた。
9時半頃まで約6キロ弱の登山を終えて、車に乗り込みホテルへとって返す。チェックアウトを終えて、10時半頃から約500キロ弱離れたアリススプリングスへ向う。
昨日は400キロで3時間強が今日は4時間半を超える大移動。道も路面赤土の自然道が大半のため、時速は80キロがせいぜい。途中、hermanburgというドイツ系のお店でチキンサラダとパン、デザートがスコーン、アップルパイで昼食を摂る。アリススプリングスへ道の両側で野生のらくだ、ろば、馬に遭遇し、写真を撮ったり、休憩をしたりした。最後の休憩地sinmpson’ss gapでは小型カンガルーのワラビーを(写真にはうまく撮れなかったが)自分の眼で見ることができた。 夕食はアリススプリングスの繁華街todmallに出たが午後5時を過ぎるとお店はすべて閉まっており、レストランも何か陰気くさく、入る気がしなかったので、wool worthという巨大有名スーパーでスモークサーモン、ハム、ヌードルなどを買って帰り、ホテルの部屋で食べた。繁華街とホテルの間はトッド大橋という橋を超えればすぐのところにあるが、ガイドさんには「夜遅くなると仕事のない現地人が寄ってくるので注意のためタクシーに乗って帰ったほうがよい」とアドバイスを受けた。
アリススプリングスや今日行ったキングスキャニオンはツアーとして組み込まれ始めたのは去年からとのことで、今日の両地域では日本人を殆ど見なかった。はやく日本人が大挙してくるようになれば日本人も大きな顔をして街を歩けると思う。今夜の宿はアリススプリングスリゾート。セントラルオーストラリアであるNT(ノーザンテリトリ州)の3箇所のホテルを過ごしたなかで特に印象深かったのは夜空に輝く満天の星がすばらしかったこと。南十字星が美しい。
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