昨日のグルメ本

昨夜買った文庫本
昨夜買ったこの本の残り半分を電車のなかで、読んだ。図書館の本でもなかなか感心できる本を見つけたときはとても嬉しいが、この本もホリダシモンだった。もともと食べるものには子供の頃から並ではない興味があったが、全国各地の食習慣や珍しい料理法やB級グルメが喜ばれる話題が好きだ。若い頃会社の出張で土産や夜の飲み屋で食べる山海珍味やママが作ってくれる煮物漬物が良かった。最近は社用出張がゼロなので、海外国内旅行でプチグルメを楽しんだり、デパ地下や6,78階催し場で地方名産展によく顔を出して買ってくるようになった。右の本での調査内容の一部を紹介しておきます。
☆ぜんざいとお汁粉、どちらが好きですか?
メ☆ロンパン、サンライズどちら派ですか?
☆福神漬けはふくしんづけ、それともふくじんづけ?
☆味噌汁に唐辛子やにらを入れますか?
などなどだ
???
お汁粉とぜんざい、同じものでしょ。
サンライズってなに?
味噌汁には、七味唐辛子や山椒の粉をふったりします。
にらを味噌汁の具に入れることはあります。
詳しくは本を読めばもっと納得できるように書いてありますが、
4つの質問は地域によって回答やコメントが夫々違って興味深い話題の例です。
ぜんざいは粒あん、お汁粉はコシ餡。
メロンパンとサンライズと関西関東で大きく味形とも違います。
福神漬は読み方に差があるはなし。
トウカラシ、にらも味噌汁に入れるところと入れないところがはっきりしているようです。
私が作るお汁粉は、粒餡です。
お汁粉は、あんこに焼いたを餅入れた椀物の総称でしょ。
その分類に異議有!!
関東のぜんざいは関西で言う「亀山」で餡だけのものらしいです。
お汁粉は漉し餡とされており、関東の一部で粒餡の汁は
「田舎汁粉」と呼ぶところが一部にあるとのこと。(本の解説より)
その本は面白そうですね!俄かに読みたくなってきました。
ぜんざいとお汁粉、汁が少ない方が好きです。
ちなみに東京出身ですが、かつてお汁粉の分類ははらしょさんと一緒でした。そもそもぜんざいは子供の頃は知りませんでした。今は汁が入ってるのがお汁粉でその中で漉し餡が関西風と思っています。林家三平がコマーシャルでやっていたインスタントのお汁粉が粉っぽくてイマイチだった記憶があります。あれは関西風なんでしょうか?
関西では粒餡のお汁をぜんざいと呼び、汁なしは亀山と呼びます。
漉し餡のお汁粉は関西では昔は殆ど聞いたことがありません。どうしてかは、Gままさんが言われるように、サンペイさんのお汁粉がまずかったのが原因でしょうね?私も漉し餡のお汁粉はいまいちです。
あの本、書店でざっと読みました。
以前日経新聞で連載されていた記事をまとめたものだったのですね。
どうりで、どこかで聴いた話題でした。
読めば面白いのですが、あくまでも”調査”であって、著者が”これはこういうものだ”と定義・主張しているものではないですね。
あのTV番組『ケンミンショー』は、あの本の面白さから発想されたものかも。
食べ物は、思い込みが激しいので、地域的な違いが明確に出てとても面白いです。物によっては、極めて狭いエリアだけの特殊なものだけのことがあり、そのことに気が付かないかとが面白い。
皆、主張して譲らないし、第3者の目で見ることができないところが、面白いです。
学校の寮に入ったとき、その種の話題で大いに盛り上がりました。
『これはこれが正しい』、という結論のない話題なんですよね。
サンライズ、ここで聞くまで知りませんでした。
お汁粉とぜんざい、地域的な呼び方の違いでしかなく、関東でも白玉団子を入れたものは、『ぜんざい』と呼んでいませんか。
『からし』 栃木では、わさびもカラシと呼ぶことにびっくりしました。ワサビも辛子もどっちも『辛い』からでしょう。