朝鮮への差別意識
リタイア後は宗教に関心を持つようになっている。テレビでは毎週日曜日Eテレ午前5時から始まる「こころの時代」を録画して時間のある時に観ている。先ほど8月31日に放映された『名も知れぬ死者を悼むために 西崎雅夫』を観た。
1923年の関東大震災では「朝鮮人が略奪や放火をした」といった流言飛語が広まり、朝鮮人らが殺害される事件が多発した。韓国は当時日本の植民地でもあったこともあったのだろう、軍隊や警察、民衆(自警団が主体)により荒川放水路八広付近で付近を通りかかった朝鮮人が上記流言飛語を信じて、殆ど虐殺された。1日の式典では、埼玉や千葉の知事名で追悼文を送られてそうだが、肝心の東京都知事は見て見ぬふりだそうだ。
在日韓国人に対し公然と行われた虐殺を見聞きしているとdachs飼主の子供時代を思い出す。関東大震災は100年以上前だが、我が子供時代は70年前。当時の朝鮮人への無理解と民族的な差別意識も背景として考えられるが、朝鮮人に対する差別意識は確かにあり、dachs飼主もそういうものかと教え込まれた記憶もおぼろげながらもある。小学校でも「金」がつく姓の人には意識していた。
1950年代に生まれた人々がなくなっていけば、「朝鮮人蔑視」の意識は多分なくなると思うし、現に今の若者は新大久保の韓国料理や韓国旅にたいへん興味を持っている。dachs飼主もキムチは大好きだし、韓国の人に友人は居ないが娘も韓国にはまっている。興味ある人はEテレ7日(土)13:00から再放送されるので、観て欲しい。
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