いかなごの釘煮
花冷えとうまい言い方があるとおり、今朝は寒かった。防寒コートは3週間以上前に脱いでいたのだが、今朝ホームで電車を待ってる間は恋しくてシカタがなかった。沿線の桜並木も遠目には、蕾とても固しの感がある。帰宅後、お風呂に浸かって、冷えた身体を十分温めた。今日はジムの休館日で、サウナにも入れない。しかし、お風呂からあがると大好きな食べ物が食卓に置いてあった。関西の季節の風物詩「新子」だ。
待望の「いかなご釘煮」が本日、届いた。郷里の友人にお願いしていたものだ。 田舎では2月末頃から新子(こうなご)が取れるようになると、キロ単位で買ってきて、甘辛く佃煮にする。Dachs飼主は子供だったので、熱いごはんに載せて食べるだけだが、大人は酒のつまみとして毎晩のように口にしていた。Dachs飼主も家で酒を飲むときはこのシーズンに釘煮は欠かせないツマミ肴だ。甘辛い味と独特の苦味を含んだ風味が堪えられない。ここ10年くらいは、地球環境汚染の影響からか、漁獲量が激減しており、高価な味になってきているらしい。友人からの贈り物なので遠慮なくいただいているが、やはり、うまいものは旨い。
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