楡周平
昨年9月頃からスマホアプリ”ブクログ”で読み終わった本を管理している。IT関連の書籍や旅行の本、興味ある知識に関する文庫本などはたまに書店で買うようなことがあるが、小説の類は図書館だけで事足りている。乱読しているので一度読んだ本をまた借りてきて中ほどまで読んで「前 読んだ」と気づくことがある。それを防ぐために読んだ本を次々とバーコードリーダーで登録していったら、半年ほどで70冊を超えた。その中で一番読んでる本が昨日書いた楡周平さんの小説だった。読んだ本は食王、サリエルの命題、ラストワンマイル、終の盟約、プラチナタウン、再生巨流、Cの福音、黄金の刻、クーデター、国士、クラッシュ、ドッグファイト、猛禽の宴、宿命、プロボノ、TEN、砂の王宮、羅針、骨の記憶、ヘルメスの審判、鉄の楽園、修羅の宴、デッドオアアライブ、像の墓場、建国、ラストフロンティア、マリアプロジェクト、バルス、サンセットサンライズ、異端の大義で30冊以上にのぼる。ビジネス小説と政界経済界の話が大半だが、企業もカメラ、時計、物流、商社、家電など各業界の詳細に詳しく、読ませ方も上手で飽きさせない。今日、家電業界を描いた「異端の大義」の上下巻を読破した。その中で「家を買うと転勤になる可能性が高い」という話が出ていて、現役時代に何人もその犠牲になった。理由は家を買うとき会社から金を借りると貸しができるので、多少無理なところに派遣してもしっかりしごとをするだろうという会社のエゴだったらしい。現役時代に気づかなかった会社の裏話もたくさん書いてあり、なるほどなぁと共感をおぼえる。
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