大リストラ時代始まるか
予報通り、今日はお昼頃になって、小雪がしばらくの間降り続き、冬の景色を窓から眺められた。今年の雪や氷は遅すぎる。院内で殆どパソコンやスマホの画面を眼を凝らして見続けていると、目が段々に悪くなるので、たまには(代わり映えはしないが)窓の外をなんとなく眺めている。
世の中、不況の真っただ中にある。年功序列制度を徐々に廃止して成果給にするとだらだらと働いている人も要らなくなる。また、この先15年間で、「AIリストラ」が進行し、半数近くの従業員が人工知能やロボットに代替される可能性があるらしい。
朝日新聞が転身支援制度と銘打ったリストラが始まるというニュースを知った。天下の朝日新聞もネット社会の中で、新聞の購読者数が年々減っている。そのほか、メガバンクが各1万人規模の大リストラが進行中とのこと。正社員を減らし、非正規社員にチェンジすることで、人件費と厚生関係をスリムにしたいのだろう。
今を去ること20年前、dachs飼主も別の意味(不況緊縮財政のさなか)で大リストラ時代を迎え、ちょうど役職定年に近づいていたのでそれからから5年間勤務(当時は60歳定年制)を嫌って、時代の趨勢に乗っかって、退職金や一時金の大幅上積みを獲得して2000年にすっぱりとやめた。55歳にもなれば窓際族ではないが、新たなターゲットを掲げ、ミッションを迅速に果たしてゆくリーダーシップはわたしにはもう取れないと観念し、やめる決意をしたことが良かった、と思っている。
Dさんの退職決断は本当に正しかったですね。それは経済的な裏打ちがあったからでしょう。私は65歳で定年しましたが、少し関係会社からお誘いもありましたが断りました。以外にも自分の能力をしっていましたかな?それが正しかったと今は思ってます。私たちの世代はもしかして世の流れからすり抜けた世代かもしれませんね。
普通のサラリーマンはだいたい40才台なかばでその会社でどのくらいまで行けるかが決まってしまい自分で自覚できます。終業後飲みに行ったら、だいたいその話が良く出てきて、場が憂いに満ちてきてお酒が進んでしまった記憶があります。
ま、それにしても、今は高望みの贅沢さえしなければ心身とも大きなストレスもなく、健康長寿への道を進んできていると自覚していますが・・・。