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教育勅語

 病院に入院する日に駅前のBookOffで100円均一の小冊子(小説ではない文庫本タイプ)を8冊ほど買った。1か月も入院し、外出できないわけだから、パソコンだけでは退屈かもしれぬと思った。普段は読まない本を選んだつもりである。
 今日、東大救急医療集中治療部長の矢作直樹のワニブックス『日本人のお役目』を読んだ。2時間ほどで読める軽い読み物ではあったがなかに「教育勅語」があった。明治天皇が明治23年に監修された敗戦の昭和20年まで日本の道徳教育の根幹となった勅語(ちょくご)である。
 朕思うに・・・から始まる難しい言葉が並んだ文章だが簡約すれば以下のようになる。
『 私は、私たちの祖先が遠大な思想のもとに、道義国家の実現を目指して日本の国をお始めになったものと信じます。そして国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日にいたるまで、見事な成果を上げて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。
 国民の皆さんは、子に親に孝養をつくし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じあい、そして自分の言動をつつしみ、すべての人々に愛の手をさしのべ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで社会公共のために貢献し、また法律や秩序を守ることはもちろんのこと、非常事態の発生の場合は、真心をささげて国の平和と、安全に奉仕しなければなりません。
 そして、これらのことは、善良な国民としての当然のつとめであるばかりでなく、また、私たちの祖先が今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。
 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私たち子孫の守らなければならないところであるとともに、この教えは昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆様とともに、父祖の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。

 昨今教育の「身の丈」発言など過剰不平等な教育論で荒れているが、上記勅語は、天皇が語ったことになってはいる。しかしながら教育というより道徳論であり、宗教や政治色を排し、極めてシンプルに人の生きる道を説いていると感じた。

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  1. 昨日は私にとっては忙しい、激動の一日でした。
    昼食弁当の後、2時ごろになって17名の参加者のうち当日帰りの4人が一人づつ呼ばれ別室で追放理由を言われて追い出されます。Yさんに別れの挨拶をして、皆さんの同情の目に送られて部屋を後にしました。
    スポーツジムでサウナに入り帰宅、10日間入院の準備をしていたスーツケースは翌日整理することにして、野球の韓国戦を観戦して就寝、日常に戻りました。