ちょうど道なかば
Ⅱ期入院も昨日で半分を終わった。全体での宿泊数も30泊を通過し、のこり半分となった。死にそうで暇ではあるがあと30泊となった。病院での過ごし方もだいぶ骨を掴んではきた。お風呂は無くて10分間のシャワーだけだが、畳半畳ほどの狭いシャワールームを出るとそれ以上狭い脱衣場があり、例えば着替えの時に苦労する。丁度左肘の的たりそうなところにナースコールの大きなオレンジ色ボタンがあり、これにあたると看護師が跳んでくるシステム。半裸の無防備なdachs飼主はツレアイにだって見られたくないので、なるべく右端によって着替えをする習慣が根付いてきた。今朝、希望者のみ体重を図ってくれるというので、測定すると75.2Kgまで落ちていた。完食はしているがなんせ量が少ないので熱量が足らない。普段の生活では77Kg台後半なのに2.5Kgほど体重減となっている。
1昨日、あるスタッフに尋ねられた。「5月8日の検査でγGPTが78でした。アルコール類を嗜まれましたか?」と訊かれた。普通の基準では80以下で良いが、製薬会社の治験基準では75以上がHとなるそうだ。4/28と5/2に居酒屋に行きました、と正直に告白。原因が分かればそれで結構ですと以後何も連絡がない。今回治験で36人が入院したが、5日ほどの間に3人が退出した。入院後、食欲が落ちた、気分が悪い、などで辞退を希望したそうだが、何度も病院側に辞退を翻意するよう引き留められ、それでも意思は固く3人は退出したとの参加者からの噂。2期目の今も咳こんでいる参加者がいるが、ナースセンター横の隔離室で一人寝起きしている人がいる。その方はどうかわからないが、病院側としては何としても、一人でも多くの人が卒院迄フォローしようと躍起なのだろう。
[tip]生き方に迷った時に攻其惡無攻人之惡、非脩慝與、一朝之忿忘其身以及其親、悲惑與、
『其の悪を攻めて人の悪を攻むることなし』
誰でも人のことはよく気がつくもの。つい人の欠点や失敗を攻めてしまいがちとなる。人のことより、まず自分のことをよく反省してみよう。嫌なことがあったとき、家族にやつあたりしてないだろうか。それは大切な人も自分も不幸にしてしまう心の惑い。そんなときもぐっと心を抑えてできるだけ和やかに話をしてみよう。そうすれば、少しづつゆとりが生まれて、嫌なことなどすぐに忘れてしまうことが出来る。[/tip]
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