会社と個人
来週水曜日には白露節となり、いよいよ残暑も終わる。ところが、今朝のテニスも相変わらずの炎天のテニス日和。爽やかな風を頬に浴びながら、ボールを追えるのはいつの頃になるのやら・・・。
テニス友達Aさんの娘婿が40手前で会社を辞めたという。Aさんは「子供が2人もいるのに勿体ない」と嘆いていた。団塊の世代の人間は親の所得を超えようと親子で努力してきたが、今の若者・子供は親の暮らしは到底出来ないと諦めきっており、親も子供と相当距離を隔てている。多くの人がニート・フリーター・年収200万円・親殺しなどに奔っている。年金への不安も大きく影響しているのだろう。松嶋菜々子主演の金曜日フジテレビ「吉良営業部長」を最近みるともなくみているが、ドライな社員も多い。
何か不満があると転職を畏れず辞めてゆく人が多い。技術職に限らず、仕事のノウハウは最低1,2年経験しないと基本レベルが身に付かないが、3,4年くらいで辞めてしまう人は本当に会社としてはもったいない。会社も若者を大事にしないことも大問題であるが、先輩リーダークラスの後輩に接する態度や仲間意識も昔とだいぶ様変わりしてきたように感じる。Dachs飼主の新入社員時代は先輩が飲みに連れてってくれたり、マージャンや水泳登山に行こうと誘ってくれたり、公私にわたりいろいろ気遣いをして貰った。社員旅行もいまやっている企業はほとんどないようだ。今は多分、履き違えた個人主義(人は人、自分は自分)で会社とプライベートは一緒にしない。Aさんの婿さんはこれからどうするのだろうか。
[tip]禾乃登
09/02~09/06は処暑節末候で禾乃登(こくものすなわちみのる)。季節は初秋、それ自体としては「稲が実る」などといった意味。青々としていた水田も 徐々に金色に染まり、新米も出回りはじめる、まさにそんな時期。刈り入れを間近に控えるが、台風の襲来が多い時期でもあり、警戒が 必要となる。[/tip]
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