企業の社会的責任
今日、九州・中四国地方が入梅。明日明後日あたりで、関東まで梅雨入りするのではないと思う。
先週土曜日に発生したエレベータ圧死事件で該当エレベータ会社(外資系)が袋叩きにあっている。人体や財産に影響を及ぼす製造メーカーでは対岸の火事と認識せず、この事故を教訓に『お客様の資産と安全』を最優先に基本事項の周知徹底をはかるよう、昨日今日各社とも緊急発令をしているようだ。保守点検作業はどうしても「様子をみましょう」という安易な行為が見受けられるが、原因の究明と非再現処置の徹底をはかることが重要である。また、大事に至らずとも、あらゆる可能性を考え、未然に予防対策を立てることが顧客からの信用につながる。人体や財産に影響を与えずとも処置を間違い、『信用』を無くすことはメーカーにとって致命的である。Dachs飼主が会社で電話対応教育の際「企業の目的は顧客の創造と維持であり、維持ができないと創造もありえない」と常々言っている。
ところで、最寄の駅と最近オープンしたショッピングセンターでは事故該当機メーカーを使っているが、ショッピングセンターのほうではエレベータのなかに記述してあるメーカー名を隠してしまったらしい。こんなことをやると、顧客の心情には、逆の影響を与えそうだ。最近企業倫理や企業の社会的責任(CSR)がクローズアップされているが、メーカー名を隠すのは喜ばしいことではない。誰が判断したか分からないが、多分経営幹部から大目玉を喰らう可能性あると思う。
ショッピングセンターやホテルなどでは、最初からメーカー名を付けないようにオーダーしているケースが多いです。
JRの駅も、昔はメーカー名がつけられていませんでした。
ジムでの知り合いにそういう噂をきいたもので、最初から付いてなかったのかもしれませんね。○TISというメーカー名かシリーズ名称は不吉だと感じる人も多いですものね。