週刊新潮創刊50年
今日、昼食後なにげなく本屋に寄ったら、雑誌コーナーに別冊週刊新潮 創刊50周年記念と題して50年前に発行した復刻版が出ていた。珍しいので早速入手。今から50年前というと、飼主が小学校低学年で昭和31年で、今年平成18年は昭和81年にあたることになる。昭和31年はマリリンモンローがアーサーミラーと結婚、石原慎太郎が太陽の季節で芥川賞を受賞、岸信介は未だ首相の座に座っていなかった。この頃、新幹線岐阜羽島駅設立の祖大野伴睦氏が活躍。「週刊新潮は本日発売です」というフレーズが我々には特に懐かしいが、連載小説についても当時は、表紙にあるように谷崎潤一郎のほか、五味康祐、大佛次郎、石原慎太郎、室生犀星、柴田錬三郎、井上靖などが筆をとっていた。金銭感覚では、国家公務員の初任給が8700円、珈琲50円、かけそば、国鉄初乗り運賃、週刊新潮がいずれも30円。新聞代月極330円、10本入りピース40円、ビール大ビン125円、トリスウィスキーポケット瓶125円、赤玉ポートワイン210円、14型テレビ9万円、冷蔵庫7万円。大衆車日産ダットサンが1台80万円もしたそうである。50年は本当に長い。
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