愛車1年点検
9時半に愛車CX-5の1年点検をディーラーの技術部門で2時間弱メンテナンスをして貰う。台車の用意がありますとは言われたが、帰宅しても短時間ではやることも中途に終わるので、断って、近所のMACで税込100円コーヒーを飲みながら読書をした。寝る前に読むとやはり腕が疲れる、眠くなるなどの理由から根を詰めたり難しい本は5分も読むと灯りを消して寝てしまう。今日喫茶店で読んだ本は漱石の「吾輩は猫である」。彼の40歳のほぼ処女小説で難しいが、なかなか味がある。2時間弱で32頁から58頁までの25ページほどしか読めなかったがゆっくり味わいながら読むとなかなか面白かった。彼40歳の作品だが、やはり文章の行間から教養や思慮深さが溢れ、さすが大作家と改めて感銘を受けた。図書館では2週間期限で何冊でも借りることができるが、この本に限っては1冊読むのにマイペースのままでは多分1か月はかかると思う。
車のほうは、ブレーキをはじめほとんどの中枢部品は健康であったが、エンジンオイル、ワイパーゴムなどは取り替えてあった。購入の際、2年半の定期メンテ契約をしているので、メンテ費用は無料。この一年間の走行距離は10800Kmと月千Kは走っていない。技術アドバイスとして、「空気圧、特に前輪は減りやすいので給油の際2,3回に一度は空気を入れて欲しい 」があった。過去はメンテの際ディーラーでやってもらう程度だったので、眼が覚めた思い。
漱石は遅咲きだったのですね。最近は年若な作家が脚光を浴びるが, 長く活躍できるのかなと思う。その点松本清張・藤沢周平等も遅咲きである。自らにわきあがり吐き出さなけれはならないものを抱えていた両作家で, それゆえ味わい深いものを感じさせてくれます。年輪は必要ですね。そういう本は時間をかけ行き戻りつつ読むので時間がかかる時もあります。~ 私の家にも昨日京都の妹より丹波産黒豆が届き, おすそ分けしたところであるこれがまことにビールと合う。
所謂、文豪の作品を読み返すと、あらためて、作品と著者に感動することがありますね。これからもゆっくりと機会を見つけて読書にいそしみましょう。
丹波黒豆はおせち料理だけでなく、ビールのおつまみの煮豆としてフィットしますね。しわのある豆、ない豆にもつやがあって、美しさを感じます。黒豆枝豆も粒が大きくビールにとってもあいますよ。