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2012年5月30日水曜日  AM11時57分投稿 

天地明察

数学と暦に情熱をかけた男の生き様が熱っぽく描かれている

 先週の金環日食を契機に、図書館から冲方 丁著『天地明察』を借りてきた。著者冲方 丁を「うぶかた とう」と読める人はそうざらには居ないのでは、と思う。dachs飼主も実は知らなかったのだが、数学や暦には若干興味があり読んでみようと借りてきた。初めての作家で、最初は読みづらかったが、50ページほど読み進んだら、なかなか本を置く機会を探すのに苦労した。
 これは徳川幕府が家光から家綱へと将軍職が移り、そして綱吉へとつながっていく時代に生を受けた安井算哲=渋川春海が、命を懸けて挑む、日本初の「暦」を生み出す大事業の話。和算の天才「関孝和」をはじめ、碁・数学・天文学・暦学に関して興味深い記述がいろいろとあるなかで、主人公の学問に対する情熱がしっかりと読む者に伝わってくる。この秋には映画として公開されるようだ。

 和算は、この時代に代数を発明(発見)した先駆者関孝和で、dachs飼主も小学校時代鶴亀算や植木算からx、yを使う中学代数で数学にたいへん興味を持った。そのころ、アインシュタインの相対性理論「動いている矢は止まっている」にも深く興味を持ち、天文学もか趣味で齧りかけたこともある。400ページを越す大作だったが、読んで良かった本の一冊になった。