麻酔科医
今日、あるメルマガをながめていたら、次のような文章があった。『こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく のけゅきんう の けっか にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご のもさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめるという けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?』
これは極端すぎる記事の引用だが、文字の順番が入れ替わっていても、なんとなく読めてしまう。我々は、気づく気づかないにかかわらず、前後の文章から意図するところを先読みしてしまう能力がある。
久しぶりに、医療小説を面白く読ませてもらった。著者は、dachs飼主の義母愛子婆さんと同じ88歳のご婦人だが、80歳頃に書いた小説と思えないほどしっかりとした筆致。あまりに面白くて、夜明け近くまでかかって2冊を完読した。眠かったが考えさせられる美しくて人間描写の上手な読みものでした。早速さらに3冊、著者江川晴さんの小説を地元図書館にインターネット予約しておいた。
文字の字面を見て字を認識し、自分の記憶にあるパターンに当て嵌めて文章化する作業を行うんだそうです。
同様なことが、音でも起こります。
ラジオの音声が、ノイズで多少途不鮮明になっても、ちゃんと人は聞いてしまうというもの。
人間の、予測・パターン認識力は、凄いものです。
英会話のヒアリング能力は実力が無いのでこれだけは
懸命に耳を皿のようにしても、理解はできません。
なんとなく雰囲気は伝わってくるようですが・・・