原子力発電への理解と不安
だいぶ暖かくなり、春らしくなってきた。最高気温も多分15度を超えており、午後のコートを走り回っていると快い汗をかき、持って行ってるペットボトル水も1時間と持たなくなってきた。冬場は500mlペットボトルに半分くらいしか入れてないので、明日からは500mlフルに入れておかないと2時間テニスでは水不足となってしまう。福島原発が震災後半月経っても、状況が一向に良くなってくれない。毎日ニュースに安心と不安を煽る情報が錯綜し、我々庶民はそれに一喜一憂している。なんとか良い方向に傾いて安心をさせて欲しい。
愛子さんの今日の絵習字は、「梅に鶯」。週末から翌週にかけて花見もできそうだが、世の中は大震災で暗く沈んでいる。経済もなかなか上むいてはくれない。
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- 原子炉圧力容器
- 厚さ13~30センチの鋼鉄製で重さは約500トンもある。圧力容器は70気圧の蒸気に耐えるほど頑丈な構造になっている。圧力容器が損傷すると蒸気だけでなく、放射能も洩れる。
- 原子力発電
- 火力発電と同じ原理で、高さ20メートル、幅6メートルのやかん(圧力容器)を核物質のウランを燃焼させて蒸気を造る。1gのウランが核分裂すると、200リットルの風呂を4100回も沸かす熱量が得られる。石炭なら3トン、石油では2000リットルに相当する膨大なエネルギーである。
- 原子力発電所
- 福島第一原子力発電所は敷地350万平方キロ、東京ドーム75個分の広さを持つ。原発の数は現在国内で54基もある。
- 原子炉
- 原子炉には、福島のような沸騰水型(BWR)と、関西に多い加圧水型(PWR)の2種類がある。世界の主流は加圧水型らしい。BWRは燃料の核分裂で発生する熱で冷却水を沸騰させ、蒸気を隣接する建屋に送ってタービンを回す。一方、PWRは炉内の圧力を高めて1次冷却水の沸騰を抑え、その熱を2次冷却水に伝えて蒸気を作りタービンを回す。これにより、放射能を帯びた水は格納容器内に閉じ込められる。世界全体ではPWRが多く、79年に事故を起こした米スリーマイル島原発もPWR。国内では6割弱がBWR。
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原子力っていっても、核分裂で発生する熱で湯を沸かし発生する蒸気でタービンを回し、同軸上の発電機が回って電気を起こす仕組み。
その通りです