家事が楽になったぶん
夕食時にツレアイと、台所やお風呂などが昔と比べ、ずいぶん楽になって主婦も楽になったねなどと話をした。
お風呂については空焚きや水溢れが無くなった。結婚前まではお風呂もマッチで点火していたし、バスタブは木製だったが祖母が水を入れずに火を起こしたので、桶が半分ばかり焦げて使い物にならないようになってしまったことが思い出される。洗濯機も洗剤と洗濯物を入れておけば、水も洗濯も脱水も乾燥も自動的にやってくれる。台所のガスコンロも鍋が高温になると火力を弱めたり、沸騰すると自動的に火を止める機能が付いている。便利になったものだ。そのせいで、「なんでもやり方が判らない」とうそぶいて家事をやらなかったdachs飼主も徐々に簡単なことから家事に参加させられてきている。
本当に私達の幼少時は竈で煮炊きし,井戸水をつるべにてくみあげて利用していた。我が家は兼業農家のため母親は大変だった。しかも兄弟3人男だった。風呂も外風呂にて五右衛門風呂で灯りは小皿の油に木綿のひもをひたし灯りとしていた記憶もある。寒い時はパンツいっちようで外風呂から母屋まで走ったものである。当時に比べて今と何という進歩であろう。
そうでした、真冬でも手洗いは庭から出て、大小を住ませ、バケツをひっくり返したような水入れを下から押して手を洗いました。まt,父が母を怒鳴ったり偉そうにしているのを見ては『母は家事にあんなに頑張っているのに』と可哀そうだと妙に同情したものでした。