木下街道膝栗毛パートU

 2005年10月16日(日)、木下街道膝栗毛の2回目に参加して印西旧跡を巡りました。

木下街道膝栗毛05/秋

貰った膝栗毛マップ 去年行けなかったが本日、木下街道膝栗毛の第17回目に参加。昨夜から雨が激しく降り今朝起きたときも相当降っていたのでもう駄目かと思っていたが、8時前に明るくなったので思い切って出てみた。同じ日午前9時から東京メトロでの半蔵門沿線ウォーキングとダブルアサインだったがこちらのほうは時間的にタイムリミットオーバーで地元のウォーキングに参加した。急遽準備し自宅から歩いて10分弱のスタート地点大塚前公園に8:30に到着。
 出発式のあと5班に別れ、約200名強が順次出発し、約10キロメートルのコースに挑む。相変わらず、50,60歳代の方が半数以上居たが元気よく出発。歩いて20分もせぬうちに傘を差さないと進めぬほど天候が悪化。このあと、到着時点の20分ほど前まで傘を差したままでのウォーキング。新デジタルカメラの晴れの門出の日にとてもつらい。案内いただく方はDachs飼主より少し年嵩の女性で、いろいろと郷土のガイドを興味深く教えていただけた。その中に庚申塚または庚申塔のはなしがあった。印西市には大規模な庚申塚は3ヶ所あり、それ以外に小規模のものは数限りなくあるという、50センチくらいの文字碑が書かれた庚申塔が殆どだが、中央には『青面金剛』(しょうめんこんごう)の文字か、右側写真のような天邪鬼(少女という説も)の髪を引っ張っている象が描かれている。この他に3猿(みざる・いわざる・きかざる)を描いたものも結構多い。室町後期から江戸時代に多く作られており、庚申塚を巡るウォーキングも各地区で設定できるようだ。
 散策料300円を払い込んだが、途中きゅうり、川海老、印西名物ばらっぱ餅、500mlペットボトル、さらにゴールでの豚汁の振る舞いなどあったので、寒い雨の中たいへん嬉しかった。下のマップはハンディGPSでDachs飼主の歩いた軌跡だが、黄色い部分は鬱蒼とした木々のせいでGPSが捕らえられずに軌跡が取れなかったところ(雨で傘を差したのがGPS補足に多少の影響したかもしれない)

歩いたGPSマップ

 今回のコースは大塚前公園を出発し、その後、阿夫利神社、浦辺の神楽、観音寺、月影の井、大六天の手賀沼、歓喜院、浦辺の百庚申、木刈峠遺跡ほか廻ってきたが生憎の雨で写真はあまり撮れなかった(とは言っても80枚くらいは撮った)
 来年は市制10周年でもっと華やかに開催されるとのことので来年もぜひ参加したい。

膝栗毛アルバム39枚

以下は撮ってきた写真です。スライドショーでも見られるミニアルバムを用意しています。

庚申塚が多い
鳥見神社
浦辺の舞(神楽)
浦辺の観音寺
鳥見神社ののぼり 月影の井 ここから手賀沼が一望できる
からすのふくろ 雨に濡れる睡蓮
永治小の大桜
天台宗歓喜院 北向きのお寺
ここにも100個以上の庚申塚が
印西の踊り 緑道にて

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