dachs飼主の淡路六甲ドライブ

 平成19年4月30日(月)〜5月2日(水)淡路縦断鳴門観潮と六甲山観光をしてききました。

 晴れ 『鳴門観潮・おのころ島神社・オルゴール博物館・六甲牧場』

初日 淡路島へ

 今日はダックス飼主夫妻のご先祖の墓参り。川西から義母愛子と含め3人とラミウリを乗せて9時過ぎに出発した。途中、ラミウリだけ申し訳ないがペット預かりにお願いして、明石に向う。目的地は兵庫県明石市の曹洞宗の人丸山月照寺の墓苑。道の駅「いながわ」で墓の花を購入した。道の駅もGWのせいで、駐車場もレジも満員御礼で、600円の花代を払うのに、15分近くかかってしまった。父母ご先祖のお墓は、Dachs飼主自身昨年一度もお参りしていないので今回は日頃のご無沙汰をお詫びして丁寧なおまいりと挨拶をした。

 墓参りを終えて、直ぐに神戸垂水ICから淡路徳島高速ルートに入った。明石海峡大橋は長さ4Km弱で、周りを眺める余裕もなく、あっと言う間に淡路最北端岩屋側に到着してしまう。吊橋としては最長の為、垂水ー淡路の高速料金は2300円もする。入り口の淡路SAで昼食をそれぞれ好きなうどん、天丼、海鮮丼などを分け合って戴いた。明石海峡大橋を見ながら海産物を食べるのは心地よい。せっかく淡路SAに入ったので、観覧車は最高で海抜135メートルまでゆっくり上がってくれるので、海峡のまわりが東西南北見渡せてよい。乗船(?)時間は1周11分だが、体感的には相当長い時間乗っていた気がする。
 SAを出て、午後は南あわじ市にある真言宗真珠山賢光寺へ墓参。ここは義父の故郷のお墓である。3人でお参りした後、今夜の宿「ホテルニューアワジプラザ淡路島」に向う。南あわじは福良港を擁する淡路島最南端の町であり、鳴門観潮の起点観光都市。荷物だけ置いて、本日最終の16:10発の鳴門観光潮船になんとか間にあい乗船。最初の30分は島の景勝地や大鳴門橋と呼ばれている淡路四国を結ぶ大橋を見ていたが、やがて橋の近くまで来ると、渦と浪の中間のものが見え始める。これは凄い というような大渦は見逃したが、紀伊水道と瀬戸内海の潮の流れが衝突する様ははっきりと見ることができた。
今夜の宿は、食事もサービスも温泉も久し振りにホームランの宿だった。温泉にはいった際のぬるぬるとした感触が心地よい。このヌルヌルは決して気持ち悪いのではなく、お風呂から上がるとサラッととしてとても快適だった。また、食事も鯛をメインにした「姿造り・ソテー・しゃぶしゃぶ・赤だし」のほか、「淡路牛フィレステーキ」や「いかなごや春野菜」を上手に盛り付けてあり、とっても旨かった。料理の内容より感心したのは給仕の方たちのサービス。レストランでの食事であったが、ウェイターの質と数が想像より超越しており、夫々の家族・仲間の食事状況をつぶさに観察し、「次は何が食べられるのかな」と思いかけた頃、抜群のタイミングで料理が提供される。言葉も態度も洗練されており、給仕はこうあらねばならぬという理想に近いものであり、顧客感動ものでした。

2日目 六甲山へ

 朝起きると大雨。これからのドライブや旅行がとても気がかりだったが、まずは朝食。朝食でも給仕の素晴らしさと食事メニューに感心した。和洋バイキングだったが、旅館でみかける朴葉のコンロも置いてある。夜の席なら分かるのだが何をするのだろうと興味が湧いて先に来ている人の食事風景を失礼にならぬよう見てみる。コンロで、「かます」や「干物」を焼いたり、「焼き鳥」「パン」「その他」を暖めているのだ。ほかのところでもやってるとはいますが、感心した。あらためてぜひ「行ってみたい」素晴らしい旅館でした。
 ホテルを出たのが10時頃、11時過ぎにはまだみなみ淡路市だが、おのころ島神社に着いた。ここは昨日墓参りした賢光寺に近いところで、鳥居の大きさは国内で三本の指に入るらしい。確かに良く目立つし、でっかい。おのころ島は漢字では「自擬島」と書く。つまり淡路島はいざなぎいざなみの神が最初に造った日本発祥の地と言われている。昨年2006年に木村祐一と逸見エミリがここ縁で結ばれたという雑誌記事も貼ってあった。もう一つ、Dachs飼主が知らなかったことがあった。お寺にお百度石は昔から有名だが『千度石』があるとは知らなかった。

 その後、先年開催された淡路花博覧会の跡地が淡路夢舞台&明石海峡公園という大きなイベント会場になっており、ソコにも入場。珍しいまたは豪華・可憐な花木が沢山植えられており、ゆっくり鑑賞した。
 今夜は義母の姉夫婦も一緒に六甲に泊まることになっているので、電話をしてみると、「何しとんの。おひるごはん食べずに、着替えて待ってるのよ。 もう」と言われてしまった。「まだ、淡路なので、気にせず、先お昼食べておいて」と行ってこちらはお昼ご飯も食べずに義姉夫婦の住む神戸市須磨区のお家に迎えに行かざるを得ない。年寄りはキチンとはっきり連絡していないとせっかちになってしまうもの。それでもこの夫婦、80代後半なのにとても元気がある。Dachs飼主も口だけでなく、体力的にも精神的にもいつまでも強くありたい。Dachs飼主は、ひょっとしたら、体は大丈夫だが心の病にかかってしまうかもしれないので、これからは心を強く持とう。
 須磨で老夫婦を乗せて、一路神戸六甲山へ。ここ数年神戸の北方面の高速道路はたいへん便利になり、1時間もかからずに今夜の目的地「六甲オリエンタルホテル」に着けた。今夜6時半からは六甲の夜景を見ながら焼肉や魚介で5人でバイキングである。少し寒く野外では食べられなかったのだが、1級ホテルの給仕とサービスも秀逸であった。キリンビールもとても旨かった。
 部屋の鍵も古さと懐かしさを感じさせる人のぬくもりを感じる暖かいものであり、すべてに満足である。聞けば、このホテルも来月2007年6月15日には閉館するとのこと。残念である。1934年の開業当時から73年間の歴史を写真や資料で見ることのできるコーナーもあり、お年寄り同士で話が遅くまで盛り上がった。今夜はぐっすり眠られそうだ。

3日目 オルゴールと羊

閉館を間近に控え、人手が激減しているので朝食サービスは行なっていないが、クロワッサンとバターコーヒーなど簡単朝食はセルフサービスではあるが受けることが出来た。 チェックアウト時、オリエンタルホテル推奨女性帽子とファッションポーチをつれあい用に思い切って購入した。
 ホテルを出て、最初の見学地はオルゴールミュージアム『ホール・オブ・ホールズ六甲』。丹精をこめて創られた旧い木造のオルゴールから素晴らしい音色を堪能出来た。その他デラックスなものや、日本のオルゴールや香りの出るものなど様々なものを鑑賞や体験ができた。
 次は六甲山観光牧場で羊に触り戯れお昼は此処でビーフシチューなど肉料理で昼食タイム。「ゲバッケン」と呼ばれるチーズの揚げ物も珍しく楽しめた。夕方無事に義姉夫婦を機嫌よく、自宅まで見送り、川西に到着したのは午後6時半。急いでラミウリを迎えに行って、帰宅。2日ぶりにDachs飼主達を見て、嬉しいベロベロワンワン攻撃。

淡路六甲アルバム84枚

下の拡大写真やスライドショーが楽しめるミニアルバムに入っています。

下の写真はクリックすれば拡大できます。


魚介の天丼

名物海鮮丼

明石海峡大橋

SAの観覧車に乗船

福良港に着く

観潮船より見えた四国大橋

渦潮が出きはじめる

船から見えた今夜泊まるホテル

鯛を素材にしたメニューが並ぶ

部屋から見えたホテル庭

南淡路多目的公園なのだ

フロントロビー

翌朝はひどい雨

おのころ島神社の大鳥居

千度石ははじめて見た

この神社は昨年有名になった

淡路花博後にできた花園

今夜の宿に到着

部屋から臨む

スリッパにも丁寧にシート付き

1階コーナー

このホテルの歴史が一覧できる

古めかしいホテルの鍵

夕食は肉魚介のバイキング

夕闇に包まれる神戸市街

夜のホテル


翌朝は曇り

ホテルのオリジナル土産

六甲オリエンタルホテルともお別れ

オルゴールミュージアム到着

庭には水仙

一番大きなオルゴール

日本のオリジナルも

六甲観光牧場に到着

お昼はビーフシチュー