ダックス飼主のSO代表取材

 2015年5月、市内在住の堀口さんがスペシャルオリンピックロス大会出場が決定したので印西市役所にて取材させて貰う。

取材記事

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平成27年7月号
印西市 堀口さん、SO出場決まる
 印西市在住の堀口明奈さん(31)がスペシャルオリンピックス夏季世界大会、テニス部門への出場が決まった。女子アスリート枠2名の内の一人だ。
 今年は7月25日から8月2日、ロサンゼルスで開催される。派遣される日本選手団は118名(アスリート77名、パートナー6名、役員・コーチ35 名)。
 スペシャルオリンピックス(略称SO)とは、知的発達障がい者のスポーツの祭典で、本年はSO発祥の地アメリカで177カ国の国と地域から1万名余の選手団が参加する。パラリンピックとは違いルールも健常者と変わらない。
 堀口さんは中学校で軟式テニスを覚え、19歳から硬式テニスを始めた。以後、SOのプログラムに参加し、06年(熊本)・10年(大阪)の国内大会で選手団に参加。11年ギリシャ・アテネSO夏季世界大会では初参加にもかかわらず、シングルスで米国、ダブルスでは豪州ペアを撃破し、女子テニス部門金メダルをダブル受賞した。
 さらに14 年第6回SO日本夏季ナショナルゲーム福岡大会でも成績優秀だったことから世界大会選手団に連続で選ばれた。現在は我孫子市の社会福祉法人で仕事をしながら月6回の練習に励む。
 去る5月21日、堀口さんは印西市役所を訪問し、代表選手に選ばれたことを板倉正直市長に報告。「金メダルを獲ってきたい」と連覇への決意を述べた。市長も「ぜひ頑張って連覇してきて」と彼女を激励した。ロサンゼルス大会での堀口明奈さんの健闘と活躍を祈りたい。

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