ダックス飼主の佐倉美術館取材

 2014年2月12日、隣町の佐倉市まで車でとばして、佐倉美術館を訪問取材してきた。サブタイトルは『対話による美術鑑賞プロジェクト』。
 取材対象は、国立美術館巡回展の関連企画対話型鑑賞プロジェクト「ミテ・ハナソウ・カイ」。
 美術館で作品を凝っと観ていてもその意図が見えず、揚句に、キャプションを熟読しても、作者やその歴史背景にまで思いを馳せても、どうしても美しさなどを感じ取れず、心折れることがある。自分の見方,感じ方や考え方をその作品を前にして他の人と話し合い,個々人の見方や価値意識を共有したいと思ったことがないだろうか。
 「対話型鑑賞」とは、「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」という四つを基本にしながら、美術の知識や解説文だけに頼らず、対話を通して作品の理解を深めていくための鑑賞方法である。一人で鑑賞するよりみんなの意見を聞いたり自分の感想を述べるなどのコミュニケーションでその作品の新たな面が見えて美術鑑賞がさらに楽しくなってくる筈だ。もともと、美術館内では騒がないなどの規制が強いので、作品の前で感想を言い合うことなどは難しく、美術館側でこういう新しい試みが企画されるのは素晴らしい。

取材記事

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平成26年3月号
佐倉市美術館 ミテ・ハナソウ・カイ
  「美術を見るのは好き だが、他の人にはどんな風に見えているのかーー」。
 美術作品を見ても意図がわからず、解説を熟読して、作者やその歴史背景に思いを馳せても、どうしても美しさなどを感じ取れず、心折れることがある。
 自分の見方、感じ方や考え方をその作品を前にして他の人と話し合い、見方や価値意識を共有したいと思ったことはないだろうか。そんな思いにぴったり応える企画が佐倉市 立美術館で開かれている、対話による美術鑑賞会「ミテ・ハナソウ・カイ」だ。
 コミュニケーターと一緒に「これは何だろう、 どうしてだろう」と参加者に考える機会を促し、作品の前で意見や感想を述べ合うことで、自分の目で作品を味わい、楽しむことが出来るようになる対話型鑑賞会で小学生以上なら誰でも参加できる。
 観察力、想像力、注意力、言語表現力、コミュニケーション能力を養い、一人で鑑賞するより他者の意見を聞き、自分の感想を述べることで、作品の新たな面が見えてきて、鑑賞がさらに楽しくなるというもの。
■「ミテ・ハナソウ・カイ」
 =3月8、15、22日(土)11時-12時。申し込み不要(要観覧券、先着各日10名)。6カ月-未就学児、無料託児サービスあり(申し込みは1週間前迄)。
■講演会「鑑賞コミュニケーターがつくる美術体験 ―新しい価値が生まれる時―」=9 日(日)14時-15時30分。東京都美術館学芸員稲庭彩和子氏。申し込み不要(先着99名)。
▼「佐倉市立美術館」月曜日休館、10時-18時(入館は17:30まで)。電話043-485-7851。 
https://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/

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