ダックス飼主の図書館おはなし会取材

 市内本埜図書館の司書蟹江さんに、図書館での「おはなし会」についてお話を伺ってきた。

広報取材一覧

取材記事

令和3年11月1日号 住みよさ実感
図書館でのおはなし会  お家でもできるよ
 幼い頃に読んでもらった絵本や紙芝居の世界は、言葉を学ぶだけでなく、夢や希望、想像力を育んでくれました。市内ではあちこちで住宅が建ち、子どもを持つ若い家族も増加しています。そんな皆さんにお勧めの「おはなし会」。コロナ禍の影響で現在は、小林・本埜・印旛の各図書館で月1回、主に未就学児を対象に、紙芝居や大きな絵本などの読み聞かせをしています。子どもが本と出会うことで読書の楽しさを知り、絵や文字に親しむ良い機会だと思います。
 この会では、図書館司書が季節感や子どもたちの興味などに配慮し、扇形に並んだ親子と交流しながら、お話の世界を進めて行きます。テレビやパソコンなどに慣れた子どもたちにとっては、現実世界での本の読み聞かせで、一方的ではないコミュニケーションを図ることができます。文字を読めない子どもでも、耳と目によって本を楽しめ、読書への興味が湧いてきます。
 また、本埜図書館では、親や兄姉が話し手となり、家庭でもおはなし会ができるよう、紙芝居1点と幼児絵本2冊をセットで貸し出しているそうです。身近に本を置き、気軽に本に親しめることも大事です。ぜひ活用してみてはいかがでしょう。
(問) 大森図書館(電話42-8686)

取材と文筆ページ一覧