ダックス飼主の浦部駐在所取材
前月3月8日午前、市の北西部、我が家の近所「浦部駐在所」を訪れて、「町で活躍する駐在さん」的なテーマで取材してきた。警察官と言えば脛に傷は持っていなくてもちょっとひけぎみになるが、今回2時間弱のヒアリングで、「おまわりさん」「駐在さん」に対しては、私たちが安全に安心な生活をできるように見守ってくれる強い味方となってくれる人たちであると実感できた。
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平成28年4月15日号 施設レポート |
浦部駐在所 |
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印西警察署では、まちの治安を近くで守るべく、4カ所の交番と5カ所の駐在所があります。今回は松山下公園近くにある浦部駐在所(浦部386番地8)へ伺いました。
浦部駐在所は市の北西部、浦部地区の約700所帯を管轄地域としています。3年半ほどの野田警察署勤務を経て、平成27年3月からこの駐在所を守るのは四街道市ご出身の佐久間貴之さん。
駐在所の勤務時間は午前8時半から午後5時15分です。
主な業務は、交通安全指導や児童の集団下校の見守り、地域の家庭や事業所を訪問する巡回連絡など、外出しなければならないことが多いようです。しかしながら、駐在所には土日深夜を問わず電話や来訪がいつあるやもしれません。佐久間さんが不在の時は近隣交番の警察官が応援に駆けつけますが、時には奥さまが対応することもあるそうです。
管内の木下街道(県道59号線)は、交通量、特に大型車の走行が多く、歩道も狭いため、自転車や人のすれ違いに特に注意するよう、地域のみなさんに声をかけているそうです。また、地区内に9つある町内会の会議にも毎月参加し、相談ごとや情報交換など地域とのコミュニケーションを図ったり、 高齢者を中心に「怪しい電話がかかっていないか」「ご家族と連絡は取られているか」など、こまめに各家庭を訪問し電話de詐欺の防止に努めたりしています。
依然として被害が報告されている特殊詐欺について、佐久間さんは「息子や役所の者をかたる手口は知られていますが、実際に当事者になると冷静な判断ができないもの。犯人はいろいろな方法で狙ってくるので”私は大丈夫”と思わず、十分に気をつけましょう」と話してくれました。
警察官は若干近寄り難い存在と思っていましたが、駐在所は最も身近な警察機関です。地域とのパイプ役として、親しまれ慕われている「おまわりさん」とは日ごろから、情報を共有し、もっと積極的に連携をしてゆくのが望ましいと感じました。
駐在所の前には住民のみなさんが植えた春の花々がきれいに咲いていました。
佐久間さんの優しい人がらが住民の安心感を生み出しています。
■問 浦部駐在所(電話42-4511) |
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