飼主のフォアハンドートップスピン編
ダックス飼主が実感したトップスピン技術です。
左利きプレイヤー専用の技術メモです
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トップスピン編
フォアハンドのトップスピンはテニスの基盤となるショットだ。
トップスピンのこつ20
安定感のあるトップスピンを身につけるために「ミスの原因」を突き止めて撲滅したい。
- グリップは厚めに握ろう
- 薄めに握ると急角度の振り上げが必要となって窮屈
- 厚めに握れば自然に振ると斜め上への軌道を描きやすい
- グリップは緩くスタート
- 強く握るとラケットダウンが難しい
- テイクバックするときには手をリラックスさせ、グリップを軽く指に載せるようなイメージを持つ。そうすればラケットを引いた流れでスムーズに下に落ちてゆく
- テイクバックは上から引いて勢いをつける
- 最初から低くセットしているとかなりの力で引き上げなければならない
- ラケットを高く引けば、落ちるときの勢い(反動)を利用して腕の力に頼らずにスイングを加速することができる
- ラケットを立てて引く
- 上からテイクバックする際にラケットヘッドを立てて引くと、さらに勢いがつけやすい
- 建てたヘッドが重みによって弧を描くように落ちるため、そのままヘッドを回してスイングできる。引いて、落ちて、振り上げるまでが一連の円軌道で繋がる
- 引くときにヘッドを相手に向けるとさらに威力は倍増(上級テク)
- ヘッドを相手に向けた状態から肘を前に出すとヘッドが素早く回り、ヘッドは180度向きを変える。この瞬時の切り替えしによってスイングが加速される
- 手だけで振らず、身体の回転と連動させるのがポイント。胸を前に押し出すようにすると肘が旨く出てくる
- ラケットダウンしたときの面の向きは斜め下向きに
- ラケットダウンした時に打球面が真下を向いてると、肘が伸び切りやすく、そのまま振ると面がかぶる危険性あり
- ラケットダウンしたとき、面を斜め下ぐらいに押さえておけば、肘が適度に曲がり、リラックスできるので、スムーズに振ってゆける
- スイングする方向に右手をセット
- トップスピンは下から上に振るのではなく正確には下から斜め上に振る
- その軌道をきちんと実践するために、斜め上に右手を置き、それを目標に左手を振りが得るようにする
- テイクバックを終えてラケットダウンするあたりで、右手をセットする。右手に対し、左手が下がり、身体を中心に点対称の形を作れると、バランスもとれて姿勢が安定する
- グリップエンドをボールに向けて振りだす
- グリップエンドをボールに向けることによりラケットヘッドが遅れて出てくるため、ヘッドを返して持ち上げる動作がしやすくなる
- 手を握る力を緩めておかないとグリップエンドから出せないので、リラックス効果も出せる
- グリップが先行せずにヘッドと一緒に出てゆくと面をかぶせるような打ち方になり、ボールはネットを超えてゆかない
- ドアノブを回すようにリストを使う
- トップスピンのスイングはドアノブをイメージし、手首を回すように使う。
- ドアノブを左に回す(開ける)動きでラケットダウンし、右に回す(閉める)動きでスイングする
- 人差し指でラケットヘッドを起こす
- ラケットヘッドを手首で回す際、人差し指でサポートするのがコツ。
- ヘッドがやや下がった状態でボールを捉え、人差し指をグリップに引っかけるようにして持ち上げると、ヘッドが楽に起きてくる
- 持ち方は人差し指と中指の間に間隔を開けるピストルグリップが良い。くっつけるハンマーグリップは自ずと力が入り人差し指が使えずヘッドダウンしにくい
- ワイパースイングを使う
- トップスピンは車のワイパーの動きをいめーじするとうまくヒットできる
- ラケットを振りだし、身体の前で半円を描くことで、後ろ=>前ではなく、下=>上への軌道を導きやすくなる
- 上に振った後はそこで終わらず、ヘッドが斜め下を向くまでフォロースルーがつく。これもワイパーを意識することで自然に実践できる
- ワイパーの半径を大きく心掛ける
- ワイパーの軌道は手首で小さくこねず、円の半径を大きくすることが大切
- 大きなゴムボールを掌でなぞるイメージで振ってみよう。手首だけでなく、肘から先を大きく使って弧を描けるはず
- 降った後も面を伏せていく動きが自然とつく
- やや左肩下がりでヒットすると振り上げやすい
- インパクトではやや左肩下がりでの姿勢をするのがポイント
- 水平よりも少し肩のラインを傾けたほうが、ラケット面をボールの下に入れやすくなる
- @テイクバックでは両肩が水平Aラケットダウンで右肩が下がりBそれを(水平に)戻しながらスイングC水平になる直前にインパクト が理想
- 体重を前に乗せすぎない オープンスタンスが簡単
- スピンは上方向へのスイングなので、体重を前に乗せすぎないほうが楽に打てる
- 重心は後ろよりかせいぜい身体の中央ぐらいに留めるべき
- オープンスタンスだと左足が軸になるので、体重が後ろに残りやすく、腕を振り上げるのが簡単
- スクエアスタンスだと、踏み込んだ右足に体重が乗りすぎる危険性があり、身体が前傾し、上への軌道を作りにくくなる。右足を踏み込むにしても、身体は起こすように留意する
- 左足のキックで上方向へのパワーをつける
- スイングスピードが遅いと、ボールの軌道は上がってもバウンド後高く跳ねない。勢いよく跳ねさせるにはスイングの加速が不可欠
- 左足を軸に、まずその膝を曲げ、勢いよくキックしながらヒットすれば、ラケットの上方向への動きにパワーがつき、高く跳ねるスピンが打てる
- 横向きをキープせず、しっかりと身体を前に回す
- スピンは身体を回して前を向いたほうが、腕をワイパーの軌道で振りやすく、またスイング幅も長くとれるのでラケットを加速しやすくなる
- オープン系のスタンスでは自然に身体を回せるが、スクエア系では左膝を前に向けるのが、身体を回しやすくするコツ
- 打点は身体より前に
- 打点が遅れると腕が詰まってワイパースイングに必要な肘や手首の動きが使い辛くなる
- オープンスタンスでもスクエアーでも、身体よりラケット半本分以上、前で捉えるのが鉄則
- 肘を肩の高さに上げてフォロースルー
- 肘を肩の高さで振り切ると上への回転量と前への推進力がバランスよく両立し、キレのあるスピンが打てる
- 肘が低いと回転がかからず、肘より高いと回転量だけのスイングになる
- 左肩が顎に付くぐらい前に出して振り切る
- 左肩が残ったままだと大きく振れず、手打ちになってしまう
- フィニッシュの位置は右肩の上ではなく横
- スピンはワイパースイングなので、最後まで振り切ればラケットは弧を描いて下がってくる
- 目安としては、左手が右肩の横あたりに来るのが理想的なフィニッシュの位置