木下駅周辺

 2013年3月2日土曜日にJR木下駅北側をほんのちょっとだけですが、巡ってみました。

骨董市〜武蔵屋〜よしおか

 温度はそこそこだが、今朝も強い風が吹いており、体感温度は低い。久しぶりに午前中の定例スケジュールが空いていたので、市内木下地区をふたり揃って探訪にでかけた。昨日、同地区に近いビッグひな祭りを観に行ったことで散歩意欲が出たのかもしれない。
 まずは月に1回第1土曜日に開催されている「木下駅南骨董市」。2003年から始まっているとのことで、10年を超える千葉県内最大級の骨董品市場であり、200m前後の街路に骨董品を中心に地元食品なども売っている。市防犯組合のメンバーもボランティアで交通整理などで支援されているようだった。風が強くて売る人も見てる人も寒そうで、今日の商売は難しそうだった。dachs飼主も寒くて撮影意欲が減退していたので、残念ながら撮れた写真は1枚もなし。
 次に行ったのはJR木下駅の北側の旧家『武蔵屋』。ここは、大正の初めに建てられた旧家。当主のご厚意で、屋内外の日常品、装飾、遊び、技術などを市民に開放されている。
 もう1軒、吉岡博物館へも行ってみた。こちらは明治24年に建造された土蔵で、この近辺に繁栄をもたらした木下河岸や木下街道の名残の品々が展示されていた。

 なお、昨日も駅南側で大々的に開催されているビッグひな祭りも観てきました。

ミニガイド

木下駅南骨董市

 平成15年から地域の活性化を目指して始まったこの骨董市。木下駅南骨董市実行委員会が主催し、印西市・印西市商工会・印西市観光協会の後援です。南口商店街の約200メートルの通りの両側には、陶磁器や置物、古民具からおもちゃ、貴金属に着物と出店が連なり、その数は60店以上。県内だけでなく、茨城・埼玉・栃木・東京・群馬からも業者さんたちが集まってきます。

武蔵屋(岩井家住宅主屋)

 江戸時代から明治にかけて、木下河岸(きおろしがし)で旅籠と鮮魚輸送にかかわったとされています。明治末から大正初めに行われた利根川の堤防改修工事に伴い、木下駅北側に移築されました。「まちかど博物館」として市民にも開放し、活用されています。有形文化財として文化庁に登録されております。

寺子屋よしおか

 明治24年(1891)に建てられた土蔵を吉岡家のご理解のもと、平成16年10月に「吉岡まちかど博物館」として再生され開館した建物です。木下駅南骨董市のオープン日の午後に限定開館しています。

木下周辺アルバム26枚

下の拡大写真やスライドショーが楽しめるミニアルバムに入っています。


こちらが武蔵屋さん

町家ひな祭り開催中

彩色された遊具の貝

階段雛

貝合わせゲームを楽しむ

庭の梅も満開でした

庭で大正琴演奏など実施

よしおか博物館に向かう

ここがよしおか土蔵全景

ここでも雛飾り

栄華繁栄の木下河岸を
しのぶ品々

寺子屋として地元の歴史
を伝承している

JR木下駅も2009年に大改装

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