書写山円教寺と姫路城周辺

 2010年11月24日の水曜日、関西帰郷のついでに、姫路へ足を伸ばしてみました。

書写山円教寺


書写山円教寺パンフ表

円教寺で戴いた朱印

 関西帰郷後、昨日まで雨や曇りの日が多かったが、今日は晴れそうだ。朝9時過ぎに神戸市須磨区の親戚宅を出て、姫路市に向かった。家では明日からの淡路旅行や千葉に送る荷物整理など忙しくしていたが、dachs飼主の役目はそんなに無いので、姫路見学にでた。目的は姫路城と書写山円教寺巡りである。円教寺はトムクルーズ・渡辺謙が出演した「ラストサムライ」内で撮影に使われたそうだ。
   姫路駅には山陽電鉄に乗って11時に到着した。まず、書写山の麓までバスに乗って、ロープウェィの起点「書写駅」で頂上行きの籠を待つ。麓まで紅葉は、いまや秋真っ盛りだ。
 ロープウェイは4分弱で高低差210m、距離780mを駆け上がる。秒速5mほどになる。頂上駅を降りてすぐのところで志納料500円を奉納する。特別志納料1000円を納めるとマイクロバスで奥まで乗ってゆけるとのこと。山上駅から、ゆるやかな登りの参道を歩み、仁王門を経て摩尼殿に向かう。山上駅から仁王門へ至る参道の左右には、西国三十三所の各札所本尊を表した銅像が設置されている。約30分ほど歩くと摩尼殿(如意輪堂)に到着。ここの舞台から見る景色が素晴らしく、本堂と思い込んでいた。帰ってきてからガイド本をみると、ここから徒歩20分ほど奥に本堂があるそうだ。残念ナリ・・・
 紅葉が素晴らしい。一本の木から同時期に緑・黄色・赤・桃色などの葉がでているのをみるのは心が洗われる気がする。13時頃に書写山を降りて姫路駅方向に向かった。

書写山円教寺
圓教寺(円教寺、えんぎょうじ)は、兵庫県姫路市にある寺院で、天台宗の別格本山である。山号は書寫山(書写山、しょしゃざん)。 西国三十三箇所第27番。「西の比叡山」とよばれるほど寺格は高く、西国三十三箇所中最大規模の寺院で、比叡山、大山とともに天台の三大道場と並び称された巨刹である。京都から遠い土地柄でありながら、皇族や貴族の信仰も篤く、訪れる天皇・法皇も多かった。書写山の山上にあり、康保3年(966年)、性空(しょうくう)上人の創建と伝える。

好古園と姫路城


書写山円教寺パンフ表
姫路城パンフ表紙

 書写山から下りて、午後1時。遅い食事を姫路城駅前のみやげもの屋の2階でとる。メニューは大好きなぼっかけ丼だ。『ぼっかけ』とは、牛筋の煮込みを指す関西のB級グルメ料理。やはり、美味い。
 午後1時30分、姫路城に行く前に城のすぐ西側に位置する好古園に入る。ここは、「姫路城西御屋敷跡庭園」であり、面積が1万坪もあり、「竹の庭」「松の庭」「茶の庭」「流れの平庭」「夏木の庭」や茶室・庵などが点在し、観覧するものを飽きさせない。ここも紅葉のいろがとても美しい。小1時間ほどこの庭園を撮影しながら草木の庭を楽しんできた。
 午後2時30分に世界文化遺産でもある国宝姫路城に入る。残念ながら、天守閣は2011年春まで大工事のさなかで、入れない。先月訪れた福島県の鶴ヶ城旅行とまったく同じパターンになってしまった。
 せっかく入場料を払ったので、観覧できるところはひととおり見てきた。姫路駅に到着したのは、午後4時過ぎになった。

好古園
 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」は、世界文化遺産国宝姫路城を借景に、姫路市制百周年を記念して造営され、平成4年に開園した池泉回遊式の日本庭園です。  昭和60年以来の発掘調査で確認された西御屋敷跡・武家屋敷跡等の地割をいかした9つの趣の異なった庭園群で構成され、その面積は約1万坪(3.5ヘクタール)あります。本多忠政時代(元和4年・1618年)に造営され、榊原政岑(吉宗の時代)が新吉原から高尾太夫を落籍し、住まわせたといわれる西御屋敷跡に造られた「御屋敷の庭」、本格的数寄屋建築の茶室・双樹庵のある「茶の庭」、姫路城の眺めを取り入れた「流れの平庭」、「夏木の庭」、「築山池泉の庭」などの庭園群と江戸時代をしのばせる築地塀や屋敷門・長屋門、渡り廊下で結ばれた活水軒と潮音斎の佇まいが、特別史跡地にふさわしい歴史的景観をつくり出しています。なお、「好古園」の愛称は、姫路藩主酒井家によってこの庭園の入り口付近に移設され、文武両道の再興を図った藩校「好古堂」に因んでいます。
姫路城
庫県姫路市(播磨国飾東郡姫路)にあった城。江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、ユネスコの世界遺産[5]や日本国の特別史跡[6]となっている。姫路城は今から約670年前、元弘3年(1333)、播磨の守護職、赤松円心(則村)が護良親王の北条討伐の令に応じて兵をあげ、姫山に砦を築き、円心の子貞範が正平元年(1346)に館を設けたのがその始まりと言われていましたが、その後の研究で、黒田官兵衛孝高の祖父と父である黒田重隆と職隆が主君小寺政職の許しを得て天文24年(1555)から永禄4年(1561)の間に御着城の出城として築いたという説も見直されています。

姫路アルバム50枚

 スライドショーでも見られるミニアルバムを用意しています。


姫路駅からバスロープウェイ券

書写山麓まで紅葉が盛り

ロープウェイで円教寺へ

伝教大師のことば

鐘楼です

11面千手観音

山門です

摩尼殿

本堂口

トイレ表示は善男善女

妙光院

ロープウェイから

姫路城隣の好古園

遠くに姫路城も見える

竹林と紅葉

いよいよ姫路城へ

城の入り口

姫路城天守閣は工事中

姫路のマンホール

子供の頃よく来た百貨店

姫路の消火栓
    お疲れ様でした

dachs飼主の足跡

秋11月の散歩頁一覧