深川近辺を散策
平成30年2月3日(土)、節分の日、参拝音楽公園飲食など終日愉しんできた。
江東区をぶらぶら
今日午後は、江東公会堂「ティアラこうとう」で開催される音楽鑑賞の日。
今日からdachs飼主の空亡天中殺大殺界が始まる。折角上京するので今日も午前中は都内の寺社参拝を計画した。午後1時半ころまでに住吉の会場に到着しなければならない。結局、今日は節分で明日からdachs飼主の天中殺が始まるので、厄払いできる「富岡八幡宮」と「深川不動尊」にお参りすることにした。
8時46分発の最寄駅を出発し押上、清澄白河を経て門前仲町に定刻9時52分に到着。今日は節分祭、例の恵方巻が店の前にたくさん積んでお客さんを待っていた。深川不動尊は真言宗のお寺で「深川不動堂」という名称だと初めて知った。次に詣でた富岡八幡宮でもそうだが、豆撒き行事を盛大に行っているのか、午前中から家族連れが多かった。神社の厄払い告知を見てみると、昭和22年が最古の厄年なので厄は今年が最後と思う。
両神社 は100mほどしか離れていないが、著名な両神社だ。その2神社に詣で、御朱印も受けて、お昼には時間があるので清澄白河まで徘徊した。
資料館では、深川江戸資料館に入館し、深川の暮らしや山本周五郎さんや大鵬などを深く知った。近くに名物「深川めし」を炊いて食べさせてくれる店があった。アサリが多く入っていた。
コンサート開演の2時迄時間があったので、清澄庭園に入って美しく手入れされた池や庭樹木などを回遊してきた。素晴らしい庭園が都立なので150円で入れるのは嬉しい。
コンサートはティアラこうとう東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の第52回定期演奏会。指揮マエストロは飯森泰次郎さんでブラームスのシンフォニー#2&#4を先月20日オペラシティで聞かせて貰った。今日の演目はモーツアルトの「歌劇ドン・ジョバンニ序曲」、ベートーベンの「ヴァイオリンコンチェルト作品61」、最後にチャイコフスキーの交響曲#6「悲愴」で名演奏であった。
終了後、再度門前仲町に戻り、深川で新(?)友くんちゃんと再会。くんちゃんとは来週奄美大島で飲むことになっていたがその予行演習を午後5時前からすることになった。
「串屋横丁」で、名物ホルモンの数々と生野菜を食べた。dachs飼主は駅前に車を停めていたのを思い出し、くんちゃんには大変悪かったが、酒は控えた。生野菜が近頃高いので、この店で冷やし生ピーマンや冷やしトマトをたらふく食べてきた。いろいろ朝から駆け回ったが、最後のくんちゃんと飲み屋ののれんをくぐれたのが最も庶民的で良かった。
深川でお会いできたくんちゃんは「しがらみのない付き合い」を大切にされる方である。現役時代はいくつもの顔を持っている。「男」「父親」「夫」「部下」「上司」としての顔以外に、隣人として、社会人として、世間ていを考えたりする自分がいた。長年の習慣で、結構、役割や立場に求めらる”仮面”をかぶって生きている。あまり、そんな仮面ばかりかぶっていると素の自分が見つけられず、知らず知らずのうちに、役割や立場が小さくなってきても、昔の仮面に拘泥し、しがみつこうとする傾向がある。そのような役割や立場、すなわち、しがらみから解放されてこそ、自分が本来の自由な自分にもどり、今までより自由闊達に活きられるのではないだろうか。帰りの電車の中で、彼がそう言っているような気がした。
旅の事前ミニ知識
深川不動堂
成田山 東京別院 深川不動堂(なりたさん とうきょうべついん ふかがわふどうどう)は、東京都江東区富岡にある真言宗智山派の寺院であり、千葉県成田市にある成田山新勝寺の東京別院である。通称は深川不動尊、深川不動堂。旧本堂は前本堂が東京大空襲で焼失した後、千葉県本埜村(現・印西市)の龍腹寺の堂を移築して本堂とした。現本堂は旧本堂の西側にある外壁に梵字(不動明王真言)を散りばめてある建物。
富岡八幡宮
富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)は、東京都江東区富岡にある八幡神社。通称を「深川八幡宮」ともいう。江戸最大の八幡宮で、八月に行われる祭礼「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つ。
深川江戸資料館
深川江戸資料館(ふかがわえどしりょうかん)は、江東区立の江戸時代に関する資料等を収集、保存及び展示している資料館。
清澄庭園
清澄庭園(きよすみていえん)は、東京都江東区清澄にある都立庭園。池の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園で、東京都指定名勝に指定されている。
ティアラこうとう
ティアラこうとう(英語:TIARA KOTO)は、東京都江東区住吉にある江東区立のコンサートホールである。正式名称は、江東区江東公会堂。