dachs飼主の南房総最終日

 2011年10月28日(金曜日)、今日も快晴、勝浦八幡岬公園から朝市、大多喜を廻ってゆっくりと帰りました。

ツアー記録

南房総勝浦から大多喜へ

  朝6:00起床。窓の外はすぐ海、鯛の浦。鯛の浦とはこの湾が自然のままの多くの鯛が住めるように、一切捕獲を禁止にして、遊覧船から鯛の泳ぎや生態を身近に観覧できるようにしたそうだ。
 食事は朝8時からでお願いしていたのだが、時間があるので、鯛の浦の海岸を散策した。まず最初にはずせないのが、日蓮上人ゆかりの誕生寺。ここは以前訪れたお寺だったが、参道がだいぶ改善され、売店が無くなって、石灯篭がたくさん立ち並んでいる。2021年に修復工事が完成するようだ。その後鯛の浦海岸を二人で30分ほど散歩してきた。

お宿から鯛の浦を臨む

 8時前にホテルに戻ると、朝食はしっかりと準備できていた。イカの刺身、アジ干物、海苔など朝食定番以外に、鰻入りの厚焼き玉子(所謂 う巻き)とともに昨夜食べた伊勢えび刺身の殻を入れた伊勢えび味噌汁がテーブルに載って、良い香りを運んでくれた。
 午前9時にホテルを出てからは、勝浦朝市、八幡岬公園を出て、大多喜城、大多喜旧家散策などをして午後3時に愛犬をペットホテルに引き取りに行って無事自宅に戻れた。2日間の走行距離は丁度250Kmとなった。
 以前、大多喜を訪れた際よりもゆっくりとすごせた。
八幡岬公園では「家康正妻おまんの方像」、気象異常によるものか、八幡岬公園でも大多喜でも桜の咲いているのを見ることができた。

鯛の浦

 千葉県鴨川市の内浦湾から入道が崎にかけての沿岸部の一部海域。マダイが群泳することで知られ、鯛の浦タイ生息地の名称で、国の特別天然記念物に指定されている。海域内では釣り等の遊漁が禁止されている。

誕生寺

 千葉県鴨川市小湊にある、日蓮宗の大本山。山号は小湊山。日蓮の誕生を記念して出身地に建立された。関東では一番先に日の出が拝める場所とされており、初日の出の際は賑わう。

勝浦朝市

 石川県の輪島・岐阜県の高山と並ぶ「日本三大朝市」の一つと言われている。毎月1日〜15日は 下本町朝市通りで 6時頃〜11時頃まで、16日〜月末までは 仲本町朝市通りで 開催されている。

八幡岬公園

 勝浦湾の東に突き出た、八幡岬一帯を占める公園。東・南・西の三方が海の迫る断崖になっているため、古くから天然の要害として利用された。突端にあった勝浦城落城の際には、城主・正木頼忠の娘で後に徳川家康の側室になったお万の方が、炎上する城を背に布を垂らして断崖から海に逃れたという話も伝わっている。

大多喜城

 現在の千葉県夷隅郡大多喜町にあった戦国時代から江戸時代かけて存在した平山城。初めは小田喜城(おだきじょう)と呼ばれていた。

大多喜旧家

 大多喜は、徳川四天王の一人本多忠勝が大多喜城を築城した歴史を持つ町。特に城下町の面影を残す久保、桜台、新丁地区には、江戸時代から変わらぬたたずまいを残す建物が点在し、昔を偲ばせています。

2日目のアルバム35枚

下の拡大写真やスライドショーが楽しめるミニアルバムに入っています。

下の写真はクリックすれば拡大できます。


朝を迎えた鯛の浦

窓から可愛いホテルの看板

宿の近くの日蓮宗誕生寺

依然来たときと相当変わっていた

朝4時から本堂は開場している

お寺を守る左右の阿吽像

9年後に向けて補修工事中

遊覧船発着場

鯛の浦近辺を散策

朝食の時間

昨夜海老殻が味噌汁に変わった

勝浦朝市を見に行く

近所にビッグひな祭りの遠見岬神社

午前9時過ぎの朝市風景

朝市発祥地だとのこと

八幡岬公園に向かう

房総勝浦の海

おまんの方像

遠くに勝浦灯台が見える

岬では季節はずれの桜がちらほら

茂原街道の道の駅で休憩

大多喜城に到着

大多喜の旧家並み

有名な渡辺家

市内の公衆電話ボックスも改装

大多喜でも桜がちらほら
2日間のふたり旅は終了した