dachs飼主の伊豆下田リゾート2日目

 2013年10月15日(火曜日)、伊豆高原から下田へ移動し一日下田で過ごしました。

ツアー記録

下田の今日は雨台風だった

 7時になって近隣の小道を1時間近く散歩してきた。猫の博物館や干物屋、カフェなど観て歩いている最中に、台風26号の影響で雨が降り出してきたので急いで宿に戻った。今日の下田散策は終日傘を差してウィンドブレーカーを羽織ってとなるに違いない。朝食を8時に戴き、9時過ぎに出発。自宅からの走行距離メーターは180Kmを指していた。
 雨の降る中、30km1時間ほどかけて今夜泊まるホテル前の道の駅「開国下田みなと」に駐車。朝10時から流石にチェックインはできないので、道の駅で土産物などを見て回りながら一服休憩。「わさび酒」というお酒が気に懸ったが、これは別の酒屋で最終日に買うことになる。
 2階の観光案内所には下田観光ガイドパンフが20種類以上どっさりとあった。中に、「雨でも遊びた〜い」と下田雨中ガイドもありました。
 ガイドに従い下田駅前に到着したが下田観光協会案内所横の駐車場を出た時には相当降っていたので手持ちのビニール傘で名所巡りの王道「マイマイ通り」を南に向かって了仙寺歩く。案内所パンフや交差点のガイド地図を見るが南北がふつうの地図と逆転しているのはとても見にくく、どうしてそうしているのか不思議だった。途中、唐人お吉で有名な宝福寺があり51歳で自殺した彼女の墓もあった。了仙寺を左に折れると、程なくベリーロードを歩くことになる。時々なまこ壁の屋敷があり、倉敷や小川越の街のような雰囲気がした。雨も風も強くなったが、3時のチェックインまで時間がたっぷりあったので、下田公園山頂まで上って開国記念碑やカメラの父と言われた「下岡蓮杖」の碑などを見ながら勉強して歩いた。下田港には台風に備えてだろう大小多くの船が係留されていた。頂上から今夜の宿ピンク色の建物「ホテルくろふね」が見えた。
 お昼は遅くなったが1時半過ぎに道の駅「開国下田みなと」2階で「回転すし」を食べた。当地は地元の言葉では地金目と呼ぶ金目鯛が有名で、煮魚や刺身が評判だ。今夜宿でそれなりに振る舞われるはずなので寿司屋では多分重視されないと思う「アナゴ」や「わらさ」などを選んで食べた。下の土産もの屋では「金目鯛せんべい」を買っておいた。  食後で2時過ぎになったが、雨風の中行く当てもないのでやむなく宿に入った。事前にチェックインを待っているお客が数組ロビーにおられ、10分ほど待って2時40分には部屋に案内して貰えた。台風でキャンセルの客が増えていたのかありがたいことに、ワンランク上の部屋に通してくれた。

 雷が鳴るようになってきた。雨に濡れて体が冷えてきたので今から大浴場に行く。
 入った温泉はバカでかかった。ところがdachs飼主の大好きな露天風呂に行くと大雨がモロに頭にかかる。それこそ髪がビッショビショになってしまう。先週の新潟の2温泉もそうだったが、露天風呂は最低でも半分は屋根か庇をつけてくれないと濡れてしまう。欲を言えば、雨の日には湯温を2、3度くらいは上げておいて貰えるとうれしい。

旅情報ミニ

大室山

 大室山は伊豆東部火山群に属する、約4000年前の活動で形成された火山で、城ヶ崎海岸の断崖絶壁は大室山の噴火によって作られたといわれている。
山頂は周囲約1kmの火口跡で、麓からリフトが運行され手軽に散策できる。眼下に別荘地一帯を見渡せるほか、遠くに伊豆大島を望むことができる。毎年2月には山焼きが行われる。

宝福寺

 宝福寺は「お吉」の菩札寺と知られる浄土宗のお寺。維新動乱の中を生きたお吉と龍馬のゆかりの地と言われる。勝海舟が容堂に謁見し坂本龍馬の脱藩の罪を許してもらったとして歴史的会談があった寺でもあります。

了仙寺

 了仙寺(りょうせんじ)は、静岡県下田市七軒町3丁目にある日蓮宗の寺で、山号を法順山とする。旧本山は、身延山久遠寺。境師法縁清和会(玉澤法縁)。寛文12年(1635年)の創建で、開山は行学院日朝、開基は下田奉行今村正長。日米和親条約の付属条約、下田条約が締結された場としても知られる。境内から参道にかけて無数のアメリカジャスミンが植樹されており、「ジャスミン寺」の別名も持つ。

ペリーロード

 黒船でやってきたペリー提督が了仙寺で日米下田条約締結の為に行進した道。現在は、了仙寺から下田公園への約500m.平滑川をはさむ石畳の小道沿いにはなまこ壁や伊豆石造りの風情ある家並みが続いています。

なまこ壁

 なまこ壁(なまこかべ)とは、土蔵などの壁塗りの様式の一つ。壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地(継ぎ目)に漆喰をかまぼこ型に盛り付けて塗る工法。その目地がナマコに似ていることから呼ばれた。防火、防水などの目的を持つ。

下岡蓮杖

 下岡 蓮杖(しもおか れんじょう)は、幕末明治日本の写真家(写真師)、画家。「蓮杖」は号で、通称は久之助。文久2年(1862年)、40歳で横浜の弁天通に写真館を開業する。これが横浜における営業写真館の最初である。

下田公園

 春にはツツジ、初夏には紫陽花、冬には椿が満開となる自然公園。小高い丘の上にあり、下田港が一望できる。開国記念碑や下岡蓮杖の碑などがあり、下田の歴史をしのびながら静かに散策を楽しめます。場所:伊豆急下田駅より徒歩20分。

開国記念碑

 昭和28年5月、下田開港百年を記念して建立されました。中央に、内閣総理大臣吉田茂筆「開国記念碑」と誌され、向って左側に「私の使命はあらゆる点で友好的なものであった ハリス」右側に「余は平和の使節として比の地に来れり ペルリ」の文と、各々のレリーフを配し、ウイリアム・ジェー・シーボルト、元帥ダクラス・マックァサーと英文、和文で記されている。

道の駅開国下田みなと

 道の駅開国下田みなと(みちのえき かいこくしもだみなと)は、静岡県下田市にある道の駅である。


下田温泉

 下田温泉(しもだおんせん)は、静岡県下田市(旧国伊豆国)市内にある温泉の総称。蓮台寺温泉、河内温泉、白浜温泉、観音温泉、相玉温泉の総称である。

2日目のアルバム42枚

下の拡大写真やスライドショーが楽しめるミニアルバムに入っています。

下の写真はクリックすれば拡大できます。


温泉入浴後朝食前に
軽い散歩

大室山も霞む

ねこの博物館は開館前

ホテルの庭も散策

コンチネンタル式軽い朝食

下田の港に到着

ここにも坂本龍馬

黒船の下田港遊覧船もあり

港の後方に今夜の宿

宝福寺にも坂本龍馬

唐人お吉の墓もある

了仙寺横の日蓮像

ペリーロードに入り
雨が激しくなる

なまこ壁の保存旧家も
あちこちに

下田市のマンホにも
黒船襲来

カメラの父下岡翁

日本海国記念の碑

下田公園から

下田港も台風に備え
係留船多し

昼食は回転寿司

下田ガイド
雨の楽しみ方もあった

チェックイン前だったが
ホテルに入った

部屋は広い
価格は1万円弱

下田港やや風
強くなってきた

8階だが部屋の窓外側に
泉水もあり

抹茶がでる

雨のなか1万歩超

これから朝にかけて
台風26号襲来予定

夕食はやはり魚介が中心

刺身は分厚い

下田は金目鯛と心太が
有名だ

外は風で煩かったが
お香を焚いて寝た