(鹿児島最終)長崎観光

 2014年11月16日(日)は予定していた出水の渡り鳥なべ鶴観光と武家屋敷群観光が駄目になったので、終日長崎を観光してきた。余波で熊本観光も別日程となる。

旅記録

11月16日(日)は長崎

 今日も通院で朝7時にホテルを出たが検査を終了して鹿児島中央駅8時03分発のさくら544号に余裕を持って乗ることが出来た。出水に到着は8時27分。鶴鑑賞定期観光バスの発車時刻は9時半に出発予定なので時間はたっぷりある。朝ご飯を駅で食べようとしてふと、バス乗り場で時刻を再確認しようとすると、ガガーン。
 運行開始日が12月1日からとなっていた。武家屋敷やクレーンパークは2,3キロなので歩いても行けるが1番行きたかったなべ鶴飛来地迄は10キロはありタクシーで4,000円を超える。肥薩オレンジ鉄道の電車などを観ながら本日行動予定を検討し、結局出水と熊本観光は共に取りやめにした。熊本だけでも行けば良かったのだが、ケチが付いたので辞めた。
 1時間ばかり出水駅周辺でメシも取らず徘徊後、出水9時28分発のさくら546号で新鳥栖駅に向かった。自由席は熊本で満員になった。新鳥栖到着は10時29分。これなら新鳥栖48分出発のカモメ15号に乗れる。
 結局、本日の観光地は長崎に急遽変更となる。長崎には午後0時21分到着なので長崎チャンポンを四海桜で食べてから観光がスタートとなる。朝ご飯は新鳥栖待ち時間におむすびかサンドで我慢しよう。新鳥栖駅構内のファミマでジューシーハムサンドを入手してかもめ15号に乗車した。日曜日午前中で満員を危惧していたが博多発なので着席できた。
 駅の観光案内所で散策ガイドと市電のり放題券500円を買って長崎駅前から一度乗り換えて大浦天主堂電停に到着できたのは午後1時。大浦天主堂、グラバー園を急ぎ巡ったつもりだったが気がついたら午後2時を廻っていた。天主堂の説明を聞いて、広いグラバー園を廻ると意外に時間が掛かった。坂を降りて四海桜の長崎ちゃんぽんを食べに奔った。ココはチャンポンの元祖と言われガイドブックにも行く方が良いとの誘いあったので来てみた。2時を廻っていたがレストランは常時3,4組ほど待ちがあり、近くに立派な中華街があるにも拘らず、人気が高いようだった。小さいが魚貝も入っており太麺も食べやすかった。どうも最近のdachs飼主はゴハンより麺系を食べている感じがする。
 食後は思案橋に寄ってみた。ここをdachs飼主は(恥ずかしながら)眼鏡橋と勘違いしていた。思案橋は長崎の遊廓祇園円山にある「いこかもどろか」の思案橋であった。がっかりして次の目的地を平和公園に定めた。のり放題券があれば市電に思い切り乗り降りが出来る。平和公園で見慣れた青年像を初めてこの眼で見た。平和への祈りをシッカリ刻めた。ヨーロッパ各国からの平和への祈りの像もジックリと鑑賞してきた。この辺りは町名も平和町というらしい。チョットばかり足を伸ばして浦上天主堂の聖堂を観てきた。爆心地に近く、この天主堂も瓦解したがマリア像のお顔だけは聖堂内に保管されていた。今、私たちはそのお顔を見ることが出来る。

 原爆資料館にも入ったが小学生や外国人の見学者が多かった。昨今の薩摩川内原発再稼働に対してのさまざまな危惧と長崎の悲劇が何故か重なって見えた。教会で改めて考えさせられた。
 この時点で既に5時前になっていたが、何とか本物の眼鏡橋に辿りつけた。思いの外、立派な橋であった。
 午後17:50,かもめ40号に乗車し新鳥栖に向かう。19時26分に新鳥栖に到着しても20時16分発のさくら569号で鹿児島中央駅には午後9時16分到着になる。
 1時間近くも周りに何もない駅で待たされるのは辛いので、熊本まで19時34分発のつばめ343号に乗って午後8時14分に熊本に到着になる。熊本で30分程の待ち時間で軽く夕食を済ませ、20時44分のさくら569号に乗れば午後9時40分には鹿児島中央駅に無事到着予定だ。駅のショッピングゾーンをまわると美味しそうな海鮮丼など魚料理が胃袋をくすぐりそうになったが「桂花ラーメン」のロゴを発見し則、麺食いに決定した。30年以上前になるか、新宿でこの熊本ラーメンを良く食べた。懐かしかった。昔も今も食べるのはターロー(太肉)麺。生キャベツが載っていたか否かは定かでないが味も同じだったと思う。その後、20時44分の新幹線さくらで帰った。
 病院仲間で明日出水にドライブする人達が居るので、ホテルのキーボックスに出水ドライブ系パンフを数枚預けておいた。
 長い一日だった。明日は、大分県で5時起きになる。

観光ミニ情報

大浦天主堂

 大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)は、長崎県長崎市にあるカトリックの教会堂で、1865年(元治2年)に建立された日本最古の現存するキリスト教建築物。正式名は日本二十六聖殉教者堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。

グラバー園

 グラバー園(グラバーえん)は、長崎県長崎市南山手町にある観光施設。 旧グラバー住宅などの洋風建築がある。

四海樓

 四海樓(しかいろう)は、長崎県長崎市に店舗を置く中華料理店及び同市に本社を置き同店を経営する企業(株式会社)である。ちゃんぽん及び皿うどん発祥の店として知られる。

思案橋

 思案橋(しあんばし)は長崎市の、浜町アーケードの南東に位置する歓楽街である。長崎市で丸山と並んで一番大きい歓楽街である。日本三大遊郭と言われた丸山遊郭(現在の長崎市丸山町・寄合町)に行くか行かないか思案したことから思案橋と言うことに由来する。

平和公園

 平和公園(へいわこうえん, Peace Park)は、長崎県長崎市松山町に位置する公園。平和記念公園や平和祈念公園は誤り。 1945年(昭和20年)8月9日に投下された原子爆弾落下中心地(爆心地)と、その北側の丘の上とを含めた地域に、平和を祈って設けられた。入園は自由。面積は約18.6ヘクタール。平和祈念像 公園の北端中央にある。北村西望が制作。この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を意味し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。

原爆資料館

 長崎原爆資料館(ながさきげんばくしりょうかん)は、長崎市への原子爆弾投下に関する資料を取り扱った長崎市立の資料館である。長崎県長崎市平野町7番8号に所在し(長崎市平和会館・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館と同じ)、平和公園の一角をなす。

眼鏡橋

 眼鏡橋(めがねばし)とは長崎市の中島川に架かる石造二連アーチ橋である。架橋時、琉球王国だった天女橋を除くと、日本初の石造りアーチ橋である。橋の長さは22m、幅3.65m、川面までの高さは5.46m。

長崎 アルバム50枚

 下の拡大写真やスライドショーが楽しめるミニアルバムがご覧いただけます。


通院後新幹線で出発

さっそく出水に到着

中学生の作品

ナント 折り鶴が右上絵に

15,000羽近くが飛来済

今日はまだ営業しない

肥薩オレンジ鉄道車両

鶴で潤う街

どこへも遠い

出水観光は断念

新鳥栖に着いた

新設駅で周りはど田舎

長崎にはかもめで

駅にご朱印船

ロータリーで高校生の合奏

これで一日市電乗り放題

市電は頻繁にくる

長崎市のマンホ

大浦天主堂への坂道

こどもの国

カステラ神社?

大浦天主堂

グラバー園に入園した


貸衣裳もあり

プッチーニと
マダム・バタフライ

旧オルト住宅

旧スティル記念学校

旧グラバー邸

グラバーとつるさん

邸内記念館でおくんち

著名な四海楼

エレベータ

名物長崎ちゃんぽん

思案橋到着

平和公園に着いた

思ったより
立派な青年像だった

連日多くの花が

浦上天主堂

長崎は花木の街だ

原爆資料館にて

念願の眼鏡橋到着

水害と友好の像

長崎駅とお別れ

かもめで鳥栖まで

熊本で途中下車

懐かしい桂花ラーメン

太肉麺は変わってない

鹿児島中央到着

伊藤博文公もライトアップ

本日も10キロ近い