dachs飼主の四国徳島香川漫遊

 平成20年4月29日〜5月1日にかけて鳴門から琴平へ抜ける徳島県と香川県を愉しんできました。

鳴門から琴平へ抜ける

 4月29日(火曜)朝9時きっかりにラミエルとウリエルをホテル『ヒョウケンペッツサービス』に預け、三田、西宮を経由して、神戸須磨区の叔母夫妻宅に到着。両人とも85歳を越えているが老いて益々元気なようだ。
11時過ぎに神戸垂水JCTから淡路島へ向う。ツレアイの先祖の墓が南淡路市に在るのでそこへお参りする。
 墓参りを済ませて徳島の入口鳴門北ICで降りて鳴門公園展望台に登る。陸から高速道路の下層にある歩道を行けば観潮の出来る「渦のみち」が在るのだが、10分程歩かないといけないので80歳以上が3人もいるので諦めた。代わりに、東洋一長いと銘うったエスカレーターに乗った。飼主にとっては初めての有料のエスカレーターでもあった。展望台では鳴門から徳島市を始めほぼ360度を一望出来る。
鳴門から徳島へは鳴門スカイラインへ迂回して海山の絶景をながめながら約1時間のドライブを楽しんだ。
 甥がこの春から県庁に就職して徳島市内に住み出したので同行4人も含め全員が住まいを訪れた。その後眉山の宿に泊まり、夜景をながめながら甥も含め6人で酒と肴に舌鼓をうった。
 4月30日(水曜)せっかく四国88ヶ所霊場に来ているので第一番札所「霊山寺」に寄り、納経帖に記帳して貰う。その後、徳島県脇町にある『うだつのあるまちなみ』を散策した。1時間程ぶらり散歩して高松で讃岐うどんの店『アタリヤ』で醤油うどん大350円を食べた。2時に近付いてたので、腹ぺこだった。 食後、琴平の旅館『琴平花壇』にチェックイン、4時過ぎから金比羅さん詣で。高齢者がいるので、旅館から大門までタクシーで行き、少しだけ若いDachs飼主夫妻は、本宮まで700段以上の石段を懸命に登り、お参りし、3家の朱印帖に記帳して貰った。降りて来たのは6時前。
 大浴場の温泉もゆったりして気持ちが良かったが、庭に張り出した部屋毎の露天風呂も風情があって良い。夕食は今夜もご馳走でお酒がとっても旨い。今夜は良い夢が観られそう……。

 5月1日(木曜)昨夜から泊まっている宿はリニューアルしたようで畳の香りも部屋にある露天風呂の檜も薫り高く気持ち良い。食事も朝夕とも部屋に運んで呉れ、ゆっくりと気にせずに食べられる。朝食は和食だ。
 今日の日程は善通寺と観音寺だ。観音寺では大勢のおへんろさんに出合った。先導の方に案内して貰いながらお参りをなさっていた。
 善通寺は弘法大師生誕の地として有名で此処も賑わっていた。四国第75番札所でもある。とても大きなお寺で老人連れで一廻りすると2時間を越えてしまい、善通寺を出る時には午後2時半を越えていた。

 午後7時迄にラミウリを迎えに行かないとならないのでやや焦る。ペッテル迄あと210km。坂出経由で瀬戸大橋を渡って岡山県に入り中国山陽高速道路で須磨で叔母夫妻を降ろし、別れの挨拶もそこそこに猪名川のペッテルに午後6時に到着。
 行く際に満タンにしたガソリンも710kmを走って再度満タンにしたが今日からリッター162円で9000円を越えていた。先日関西に来た際は650kmだったが今回の旅行はそれを越えた。
                   『つつじが満開でした』


旅の記憶

エスカヒル鳴門
 全長68メートル、高低差34メートルの有料(2008年現在ひとり300円)のエスカレーター。屋上のパノラマ展望台からは渦潮、大鳴戸橋、淡路島などが見渡せる。
眉山
 標高276.7メートルの眉山は市街西部に属し、どこからみても眉の形をしているところから名づけられた。山頂からは雄大な吉野川をはじめ、徳島市街だけでなく、鳴戸、瀬戸内海、紀伊半島まで見渡せる。
四国八十八ヶ所霊場巡り
 1200年前にお大師(空海・弘法大師)様が修行された霊場。全行程1400キロをお大師様と歩き、八十八の煩悩をひとつひとつ取り除きながら、大自然の中で生かされている自分自身を見つめなおす修行の道です。発心(阿波徳島23寺)、修行(土佐高知16寺)、菩提(伊予愛媛26寺)、涅槃(讃岐香川23寺)を巡る。
うだつの町なみ
 徳島県美馬市脇町にある430メートルの古い町なみ。『うだつ』とは、町家の妻壁に張り出した袖壁で火よけ壁とも言い、防火の役目をした。また、袖壁造りは富裕な家の象徴でもあったことからいつまでも愚図愚図していて一向に出世のできないことを「うだつがあがらぬ」と言う。壁面には『むしこ窓』と呼ばれる盗難除け、部屋の明かり取り、風とおしのため、練り土に漆喰を塗り、堅牢で装飾的な窓も作られた。藍染め商人の街として栄えた。
琴弾公園
 観音寺に程近い、瀬戸内海国立公園にある名勝。有明浜の白砂で描かれた東西120メートル南北90メートル周囲345メートルの寛永通宝を象った銭型砂絵が有名で、見ると健康で長生きし、お金に不自由しないと言われる。
善通寺
 真言宗善通寺派の総本山。金剛峰寺、東寺とともに、空海の三大聖場のひとつであり、大師誕生の地と言われている。

鳴門琴平アルバム63枚

下の拡大写真やスライドショーが楽しめるミニアルバムに入っています。


東洋一のエスカレータ-

鳴門から淡路島を臨む

眺望はとても好いのだ

全長65メートルらしい

徳島眉山山頂からの市内を眺める

夕食は6人で囲む

夜の徳島市外

四国88箇所第一番霊山寺

池の子仏も愛らしい

お参りには金剛杖は杖立てに差す

徳島県脇町

うだつのある藍染商人の屋敷

阿波踊りの模型

瀧宮の念仏(阿波)踊り

旅館に着いた

こんぴらさん大門へ

旭社

本宮撮影は横方向しか駄目

本宮

奉納されたプロペラ

象頭山のシンボル像

部屋の露天風呂

部屋からの眺めも好い

朝夕の食事は部屋で摂る

コンピララベルビール

部屋からはなれが見える

神が渡る橋

コンピラ川より

琴平電鉄琴平駅

高燈台

JR琴平駅

琴平では常設の歌舞伎あり

琴平市

旅館はなれの池

観音寺到着

多くのお遍路さんが参られる

つつじが美しい季節

銭型の砂絵が有名

琴弾公園より有明浜を眺める

善通寺市

善通寺5重の塔

善通寺本堂

見事な五百羅漢たち

霊場茶も飲んだ

こんな可愛い案内石像もあった