写仏について
平成17年秋から、東祥寺さんで月一坐禅をしていましたが、平成21年から写経、令和6年からは写仏もやらせて貰えることになりました。最終日曜日の3時半前後から1時間ほど精神修養を兼ねて写仏の場を提供してもらっています。 dachs飼主は自宅でゆっくりと写仏を令和6年3月から始めています。
お寺修行のページ
写仏の心得
お経を書き写す「写経」に対して、仏さまのお姿を写し描き、仏さまのお姿を身近に感じることができるのが「写仏」です。弘法大師が唐より伝えられた中に曼荼羅があり、描かれている多くの仏様をなぞり写すのが写仏の始まりと言われています。
初心者でも気軽に実践することができ、「仏さまのお姿が浮かび上がる喜び」を感じながら、心を静め、癒されるひとときになるでしょう。自身のこころを見つめ、自分のこころに仏さまを写しだしてみることができるでしょう。ゆっくり丁寧に線をなぞることで、美しい仏さまが描けるようになります。 写仏しながら仏さまに親しみ、自分自身と向き合う時間は何にもかえ難いひとときです。
写仏は『描く瞑想』といわれています。
写仏の台紙
曹洞宗出版部にお願いし、台紙4種類を入手いたしました。
- 如来
- 釈迦如来像
- 菩薩
- 文殊菩薩像
- 普賢菩薩像
- 観音
- 千手観音像
写仏の意義
- 写仏の意義
- 心静かに筆をはこび、仏様と向かい合うことで、自分自身と向き合い、心の洗濯ができます。自らの制作した仏画を残すことで喜びを得ることができます。功徳の他、姿勢がよくなる、集中力がつくという効果もあります。
- 写仏の意義
- 精神修養の“行”に通じ、仏様と出会える素晴らしさを知ることから、心のよりどころになります。自身の心の底にある、慈悲や優しさに気づき、他者に思いやりの精神を持つことができるとしています。自身は、祖先や神から授かったものと知り、生きることへの感謝の気持ちを大切にするようになります。
- 写仏の効用
- 精神統一
- 自分と向き合う時間ができる
- 集中力が上がる
- 気分転換(リフレッシュ)になる
- 優しい気持ちになれる(気持ちが落ち着く)